少女の記憶、少女の運命【FAIRYTAIL】

story35 ページ37

ユリカside

あれからしばらく、私達は遺跡の中にいた


″オオオオオ！！！″


何の音だろうか…………いや、声は

叫びだけでも恐怖を感じるような…………


ル「な……何！？ 今の声……！！？

　 ってか、本当に声だった！？」


ハ「ルーシィのお腹の音じゃない？」


ル「本気で言ってるとは思えないけど

　 むかつく」


『もしかして……デリオラ？』


ル「そんな……まさか……

　 復活しちゃった訳ー！！？」


ナツ、グレイ……無事なの？


デリオラはゼレフ書の悪魔…………

復活したらかなり……いや、絶対に危険！！


ハ「待って！！あの光、見おぼえあるよ！！」


ハッピーが指差す方には一筋の光が……


『月の雫(ムーンドリップ)……！』


ということは、まだ完全に復活していない？

まだ、デリオラの復活は阻止できる！？


エルザも同じことを思ったのか、私達は頷いた


エ「私は儀式をたたく」


『私はナツとグレイのとこに行く！』


エ「ルーシィ、行くぞっ！！」


ル「えっ、うん！！」


グレイの過去のように

また人間を襲わせるわけにはいかない


なんとしても悪魔を止めなければ…………

きっと、ナツもグレイもそこにいる





・





必ず………止める！！




それじゃ、私も行きますか……

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