少女の記憶、少女の運命【FAIRYTAIL】

story16 ページ18

ルーシィside

次の日の朝………


ナ「早ぇーよ」


グ「まだ、めっちゃ朝じゃねぇか」


ナツとグレイはまだ眠いらしく

背筋が曲がってぐたーっとしている


ル「誰のせいで寝られなかったと

　 思ってるの！？」


あんな、獣と変態の間で寝られないわ！

そもそもなんで一緒の部屋なの！？

ユリカはなかなか帰ってこなかったし………


「お早いですね、

　周りが悪魔だと寝られませんか」


昨日の門番の人だ…………。


『そういうわけじゃないの、気にしないで』


ユリカは村の人にニコリと笑って見せた


ル「少し島を調査したいの、

　 門を開けてもらえる？」


「はい」


そういうと村の人はすんなりと

門を開けてくれた


『ありがとう』


私達は外に出た





・




・




・





あ、そういえば…………


ル「そういえば………ユリカって、村の人に

　 風水の巫女って呼ばれてた？」


『うん』


ハ「あれはユリカの異名だよ」


ル「異名？」


グ「エルザの妖精女王みたいなもんだ

　 ユリカは妖精の姫とも

　 呼ばれてるんだぜ？」


ル「へぇー」


こんな島にまで異名が伝わっているなんて………

ユリカってそうとう強い魔導士なのね

私もいつかそんな風になれたらなぁ………


ナ「ユリカは強いからな」


ナツがニカッと笑う


『大袈裟だよ〜』


ユリカはちょっと照れていたが

否定しないとこあたり

本当に強い魔導士なのだろう

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