綾小路さん、羨ましかったってよ ページ31
綾小路side
｢小2の冬頃だった。
ずっとずっと羨ましかった、
クラスの中心でニコニコしてるAさんが、
私はクラスの方では目立たない方で皆からは空気扱いされてた。
だから私はAさんの真似をした、髪型とか喋り方鉛筆とかも全部。
それでも誰からも話しかけられなくて悲しかった
そんな時だった。
『綾小路さんだっけ？』
目の前にAさんが来ていた。
私は正直怖かった。
真似ばっかして怒られるのかと思った。
『放課後空いてる？』
綾小路｢空いてます.......｣
『じゃあ、体育館裏集合ね！』
終わったと思った。
だって体育館裏とか怖すぎるし
でも断ったらもっと怖いと思ったから私はボロボロになる覚悟で体育館裏へ向かった。
そこにはニコニコしたAさんが居て隣には優奈ちゃんと優馬さんが立っていた。
『急に呼び出してごめんね！クレープって好き？』
綾小路｢へ？｣
つい間抜けな声が出てしまった。
体育館裏へ呼び出されてクレープ？なにごと？
源｢お前なぁ、呼び出す場所が違うだろ｣
桜木｢何故に体育館裏.......絶対綾小路ちゃん〆られると思ったでしょ、ごめんねこんなバカで.......｣
『え、ちょバカって、綾小路さん怖かった！？ごめんね！私仲良くなりたくて、一緒にクレープ食べに行きたいなぁって、、』
源｢ほんとアホかよ.......｣
この3人の会話を聞いてると自然と笑顔になる
『！笑った顔の方が可愛いよ！』
そう言い私の手を引くAさん。
その手がすごく暖かくて何となく皆から愛されている理由が分かった。
綾小路｢舞園さんは優しいですね｣
『Aでいいよ！私も碧ちゃんって呼ぶから！』
名前呼びを許されただけなのにすごく私は嬉しかった。
出会って1ヶ月くらいの時だった。
Aさんの家庭事情を知ってしまった。
あんな酷い家庭なのに毎日笑顔でいるAさんはすごいと思った。
私はAさんの支えになりたいと思った。
2年生が終わる頃には私は優馬さんに恋をしてしまった。優しいその目が、楽しそうに笑う顔が大好きだった。
その事をAさんに相談したら｢応援してる！何かあったら頼ってね！｣って言ってくれた。
凄く嬉しいと同時にちょっと悲しかった。
優馬さんはAさんの事が多分好きだ、それなのに本人は全く気づいてなくて、私も私で一方的な片想いで.......
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シロ(プロフ) - くるみさん» くるみさん何時もコメントありがとうございます！綾小路さんに呼び出されちゃったですね、、この先の主人公ちゃんをどうか見守ってやってください！ (2020年2月6日 22時) (
レス) id: 1aa23a7ddd (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 綾小路さんに呼び出されちゃった・・・この後どうなるんですかー！！主人公の身になにか起きるんじゃないか心配です・・・ (2020年2月6日 22時) (レス) id: 59eb781c8f (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 絵理奈さん» カッターキャーもいいですね！悪い噂を広めるのもありな気がします！綾小路さんならどれもやりかねないので、、もうそろそろで分かると思うので楽しみにしていただければ嬉しいです！ (2020年2月6日 8時) (レス) id: 1aa23a7ddd (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 悪女が、主の悪い噂など広め、最悪、カッターキャーかなぁ (2020年2月6日 6時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2020年2月5日 22時
