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『同時だと！？ どうやって！？』
『僕がタイミングを計ってあげたいけど、もう……念話が持ちそうにない。…っくう』
「！」
そんなことを考えていれば、落ちて行くクリスティーナ。鍵に触れれば、魔法陣と共に青龍と朱雀が本来の姿で飛び出して船へと行く。
『君たちの頭にタイミングをアップロードした。君たちなら、きっと出来る！！信じてるよ』
『20分！？』
『次のニルヴァーナが装填完了する直前だよ』
それとほぼ同時に、エルザの元へと向かう時や星々の超魔法の知る際にもあった、頭の中に直接入ってくるような、何とも不思議な感覚に襲われた。
『無駄な事を…』
『誰だ！！？』
『この声…』
『ブレインって奴だっ！！！』
『僕の念話をジャックしたのか！？』
突如、聞こえて来た第三者の声。自陣に動揺の声が上がる中で、僅かに眉を顰める。その声の主は倒した筈のブレインの声で。
『オレはゼロ。六魔将軍のマスターゼロだ』
『六魔将軍のマスターだと！？』
「六魔は決して倒れてはならぬ……六つの祈りが消える時…あの方が…」
( 別人格、 ) 同じ人物で有りながらも他者のように名前を口するブレイン…否、ゼロ。勝手な推察ではあるけれど…奴は所謂、二重人格というやつなのだろう。
そして直ぐに思い至ったのはブレインを倒した後、顔の模様が消えると共に呟かれた言葉。 ── まさか…生体リンク魔法でこのゼロという人格が封じられていたでも言うのだろうか。
『先ずは褒めてやろう。まさか、ブレインと同じ��
此方の動揺などお構い無しに口を開くゼロ。同じという事はそれを使ってニルヴァーナの存在を知ったであろう事は簡単に推測出来た。
『聞くがいい！！光の魔導士よ！オレはこれより、全てのものを破壊する！！！手始めに仲間を3人破壊した。
「！」
『ナツくんたちが…！？』
『そんなのウソよ！！』
続けられた言葉に、拳を握り締める。そして直ぐにアクアと別行動する要因となった爆発音の事を思い出す。あれはナツ達が居たであろう方角からしたもの。巻き込まれた…否、彼等を
『てめえらは魔水晶を同時に破壊するとか言ったなァ？ オレは今、その六つの魔水晶のどれか一つにいる。ワハハハ！！！オレがいる限り、同時に壊す事は不可能だ！！』
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ゆきっき(プロフ) - いつかヴェンディが真実を知る日をずっと楽しみに待ってます！ (2022年8月4日 0時) (
レス) @page46 id: e77387d96a (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続き待ってます (2021年6月11日 16時) (レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しく思います。また近々続きの更新して下さると嬉しく思います。更新を楽しみに待ってます。 (2021年3月31日 6時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新して下さると嬉しいです。更新を楽しみに待ってます。 (2021年1月21日 21時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。返信待ってます。 (2020年7月28日 18時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗葉 | 作成日時：2019年11月30日 19時
