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「星霊情報収集完了」
「！！！」
「サジタリウス、お願いね」
「……ッ…あ…！！」
「え？」
「な…何よ…この馬…！！裏切……」
「ち…違いますからして…それがしは…」
「「Aさん！！！」」
「ッ、シャルル！直ぐにその子を連れて逃げて」
「言われなくてもそうするわよ！！」
「サジタリウス！強制閉門！！！」
「申し訳無いですからして、もしもし…」
「ルーシィ、待って！」
矢の刺さった衝撃に膝を着き掛けて、其処をヒビキに支えられる。痛む肩を押さえながら、ウェンディやシャルル達には逃げて貰おうと振り返れば、既にウェンディを抱えていて。更に閉門しようとしたルーシィを止めようとしたものの、また間に合わず。
「開け、人馬宮の扉…サジタリウス！！！」
「お呼びでありますか、もしもし。え……あれ？」
「えーーっ！！？」
── そして目の前の
「強制閉門！！！」
「無理よ。あたしが呼んだ星霊だもん」
「星霊魔法はジェミニの前では相性が悪過ぎる」
「ジェミニ…？ この子、星霊なんですか！？」
「せいか〜い！」
「「ピーリッ！！ピーリッ！！」」
「は〜い。ルーシィちゃん、Aちゃん。エンジェルちゃん参上だゾ」
驚くルーシィに、聞こえて来た第三者の声。奥の茂みから姿を表したのは六魔将軍のひとり、エンジェルで。それと同時にジェミニも本来の姿へと戻り、サジタリウスが星霊界へと戻って行く。
「このコ達はその人間の容姿、能力、思考。全てをコピー出来る双子のジェニーとミニー」
「ピーリッピーリッ」
「ジェニーとミニー？」
「双児宮の星霊、ジェミニ。私も星霊魔導士だゾ」
元の姿に戻ったジェミニ達の姿は可愛らしいものだけど、その能力は使う人によっては相当に厄介なもの。( ……使う人？ …！ そうか )
思考を模倣出来ると聞いて、作戦の要である一夜をコピーしたのは分かる。でも…何故、ルーシィとグレイを選んだのか。ルーシィを選んだのが星霊魔導士だと気付いたのは恐らくグレイの思考を読み取った、つい先程。最初から、星霊魔導士だと目を付けていた可能性は低い。
二人には悪いけど…エルザやジュラを模倣した方が戦力になり得たのでは無いだろうか。ふたりが闇に落ちる可能性は低いだろうけど、揺さぶりとしては充分で。( でも、
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ゆきっき(プロフ) - いつかヴェンディが真実を知る日をずっと楽しみに待ってます！ (2022年8月4日 0時) (
レス) @page46 id: e77387d96a (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 続き待ってます (2021年6月11日 16時) (レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しく思います。また近々続きの更新して下さると嬉しく思います。更新を楽しみに待ってます。 (2021年3月31日 6時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新して下さると嬉しいです。更新を楽しみに待ってます。 (2021年1月21日 21時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。返信待ってます。 (2020年7月28日 18時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗葉 | 作成日時：2019年11月30日 19時
