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シャルルは「ついでよ」と言い、そっぽをっ向いた。ルーシィはそうなんだ、と受け入れようとし、
「え！？ハッピー居ないの！？」
重要な部分に気付き、驚きの声を上げた。受け入れがたい事態に。
それはその場にいたもう一人も同じようで。
「聞いてねぇぞハッピー！！」
黙ってというか朝食をとっていて話を聞いていないと思っていたナツが突然叫びを上げる。ハッピーを恨めし気ににらむナツを全く気にしないようにハッピーは明後日の方を向く。
「あい、今言いましたから」
と若干イラつく口調でハッピーは言った。その表情を見ずとも確実にわざとであるとわかる。これもある意味いつも通りか。まあ、分かっていたからと言って無視できるかというと、それは人によるわけで。
ナツは飛び回るハッピーを追いかけまわしていた。
その様子を呆れた目で笑いながら見てからルーシィは口を開いた。
「まぁいいんじゃない？たまには。それよりどの仕事行くか決めようよ」
「ぐぬぬ……まあたまにはいいかもな！たまにはー」
いまだにハッピーを見ながらも渋々という風にうなずいた。ルーシィはそれに苦笑しつつ�牋様衄猫�(リクエストボード)に張られた無数の依頼書を見るため立ち上がった。
少し前までギルドが財政難にさらされるほど依頼がなかったが、これも大魔闘演武で優勝したおかげか、大量の依頼書が所狭しとボードに張られている。
大魔闘演武といえば、最近、出場した上位ギルド６チーム間で交換留学制度が設けられた。ルーシィも勿論参加したが、いろいろあってまともにできたところはなかった。
ルーシィは報酬のいい依頼を探しに行こうと足を踏み出した。しかし、すぐに足を止めた。
人が多く集まっている依頼版の前から二人、一枚の紙をもってこちらへ歩いてきたからだ。
「エルザ！グレイ！もう来てたんだ？」
「ああ、先に仕事をとっておこうと思ってな」
「今日はやたらボードの前に人が居やがるから大変だったぜ」
「服着ろよ変態」
緋色の長い髪をなびかせ、金属鎧を着た凛とした雰囲気を纏った女騎士エルザと、なぜか上半身裸でナツと喧嘩を始める黒髪の少年グレイ。
いつも一緒にいるメンバーが集まり、騒ぎ始める。いつもの光景。
ルーシィは少しだけ口元を緩める。
喧嘩を続ける二人を放置してルーシィはエルザの手に握られた依頼書を見て、仕事の内容を聞こうとした。しかし―――
「なになに？仕事行くの？」
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理胡(プロフ) - もう更新されないんですか？？すごく面白いので更新していただきたいです！！！ (2020年4月3日 21時) (
レス) id: 98dc83a74b (このIDを非表示/違反報告)
beeness - 面白いです！！続きを楽しみにしてます！ (2018年9月27日 13時) (レス) id: 1f688be4c1 (このIDを非表示/違反報告)
リセッシュ - もう更新しないのですか？ずっとまってますからね((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (2017年3月19日 20時) (レス) id: 1676d4189b (このIDを非表示/違反報告)
リセッシュ - つづきが気になります！ 更新まってます (2017年2月4日 8時) (レス) id: 1676d4189b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2015年12月30日 14時) (レス) id: 8bbb6dca12 (このIDを非表示/違反報告)
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