《FAIRY TAIL》一匹狼と妖精たち＊＊＊

＊ ページ15

トーマside


梟との戦いでダメージを負ったグレイをハッピーと一緒に運んでいると変な音が聞こえた。


トーマ
「ねぇ、今何か聞こえなかった？」

ハッピー
「え？何も聞こえなかったよ？てかホントグレイ重いィ！！」



グレイは魔力をかなり消耗しているのか反論してはこなかった


その時、ピシッとなんとも不可解な音が聞こえた


それにはハッピーも気づいたらしく僕らは立ち止まった



ハッピー
「何の音だろ？」

トーマ
「壁の向こうから？」



と壁をみた瞬間、ミシッと壁にヒビが入った。


そこでようやくグレイも異変に気づいたのか顔を上げた。


グレイ
「あ？…！！おい、やべーぞ！」

ハッピー
「壁が壊れるぅ！！」

トーマ
「離れるよ！！」



僕らはトップスピードでその場を離れた瞬間、壁が壊れた


か、間一髪…？


壁が壊れた方をみるとAが立っていた



『ゲホッゴホッ…クソっ…』


トーマ
「え！A！？」


ハッピー
「ぐえっ！！トーマァ！！」



僕はグレイから手を離して一目散にAの元に飛んで行った

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