桜の下で、また逢おう。 (ページ3)

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記憶の共鳴ページ3

〜シガンシナ区〜

貴方「ここ何処だろう…?迷っちゃった…」ｷｮﾛｷｮﾛ

？？？「ねぇ…君、大丈夫？」

貴方「誰？」

アルミン「あ…僕、アルミン・アルレルトって言うんだ…君は？」

貴方「私は、A・アッカーマン。」

アルミン「そうなんだ！よろしくねA。所で、迷ったの？」

貴方「うん…初めてくるから。アルミンは？」

アルミン「僕は、『ペルセウス座流星群』を観に来たんだ。こっちに来て！きっと綺麗にみえるよ…！」

貴方「あれ…？先客かな？」

？？？「…！君たちも、流星群を見に来たの…？」

貴方「うん」

？？？「勝手に家を出て、怒られないの？」

貴方「私、捨てられたんだ。森に。だから、宛もなく歩いてた。」

？？？「そうなんだ…」

貴方「！誰？」

？？？「あ！ごめんね…私、ヒストリア・レイスって言うの…」

アルミン「え！レイスって…！」

ヒストリア「うん。貴族のレイス。私ね、そこの忌み子なの。毎日毎日見張られて。疲れたから、逃げて来た。」

？？？「ウォール・シーナから、ウォール・マリアまで？」

ヒストリア「！誰？」

？？？「あっごめんなさい。俺、ジャン・キルシュタインって言うんだ…俺も…家から逃げて来た。」

ヒストリア「そうなんだ…私、ウォール・マリアまで、馬車に乗ってたの。お父さんの用事で。でも、疲れたから、見張りがいない間に、脱走したの」

アルミン「大変だったね…あ…始まったよ！」

ジャン「わあ…綺麗だね…」

貴方「うん…！いたッ」ｽﾞｷｯ

ヒストリア「どうしたの…？」

貴方「この前腕に彫られた刻印が…痛くて。」ｽﾙｯ

ジャン「あ…！その刻印…」ﾋﾗｯ

ヒストリア「私も！」ｽｯ

アルミン「僕も…！」ｽｯ

貴方「み〜んなお揃いだね！」

アルミン「あ！ねぇ大きくなって、調査兵団に入って、ペルセウス座流星群が流れる時、また此処で、みんなで会おうね！」

貴方「うん！」

ジャン「約束！」

ヒストリア「この刻印に誓って…ね！」

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今の…何？私の…小さい時の記憶の一部？

私は…いや、私達は！

貴方「昔に…出逢ってたんだ…」

クリスタ「うん…きっと訓練兵団に入ったのも、運命かな」

アルミン「多分、クリスタの能力だと思うよ…」

ジャン「アルミン!もう大丈夫なのか！？」

アルミン「うん！」