13話 ページ15
sideA
ダン!!
なんか机を強く叩かれたんだけど…
弓弦｢お目覚めはいかがですか？お嬢様？｣
もう来たの…
ムシムシ。
弓弦｢お嬢様、朝食は取られましたか？｣
取ったよ。弓弦が怒るコンビニ食。
弓弦｢まさかとは思いますが、お嬢様ともあろう方がコンビニ食をお召になるなんて馬鹿げたことは無いですよね？｣
こいつ透視能力でもあるんか？
弓弦｢良いですか！コンビニ食というのは栄養価がそもそも｣
長いお説教だよぉ…
弓弦｢お嬢様、昼食は私の作ったものを召し上がってください。ね？｣
なんかすっごい心配そうに見つめられても…
お昼用にパン買ったし…
弓弦｢お嬢様。嫌とは言わせませんよ。｣
うん、やだ。
弓弦｢お嬢様。いい加減にしないと…｣
ふーんだ。
弓弦｢ちっ…｣
こいつ今、主に向かって舌打ちしたよ？え？
弓弦｢もうご勝手にどうぞ。｣
かなりオコだよ。
べーだ！
てか、ああなると弓弦も口聞いてくれないんだよね…
1週間くらい。
んでだいたい弓弦のガードが離れて誘拐されて
見つかった。わーハッピーエンドだー。ってなる。
だいたい弓弦、そん時号泣してるけど。
―数分後―
フラグだったわ。
ホテルかな？わかんないけど。
てか、学院で誘拐されるとは思ってなかったよ。
よく誘拐しようと思ったな。
｢あの八重樫グループの娘が…｣
こいつろくなこと思ってないよ。
何も聞こえないけど。耳栓してるから。
てか、まだ午前の授業終わってないのに。
せめて終わってから誘拐しようよ。
いや、誘拐もダメっちゃダメだけどさ…
更衣室から出て教室に向かう途中に誘拐とか…
いつもは弓弦が更衣室の前に居るんだけど…
体育だったから携帯も教室に置いているし…
てか、そもそもアイマスクしてるから見えないし…
｢ぐはっ！｣
｢ぐほっ!!｣
なんか外(部屋の前)が騒がしくなった。
弓弦｢私、八重樫グループの専属執事の伏見と申します。お覚悟はよろしくでしょうか？｣
誰がもう1人入ってきた…？仲間？
弓弦｢お嬢様。｣
やだ……触らないで…怖いよ…
弓弦｢もう大丈夫ですよ…お嬢様。｣
耳栓を取ってくれた。
弓弦｢お嬢様…｣
A『弓弦…？』
弓弦｢ああ……良かった……｣
アイマスクを弓弦がそっと取る。
弓弦から雫が落ちてきた。
弓弦｢お嬢様……お嬢様……｣
A『弓弦…ごめんね…』
弓弦を見た後私は人形のように体が動かなくなった。
そしてそのまま目を閉じた。
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ｻﾌﾞﾘｵ(プロフ) - はぁ・・・・本当に面白いです・・・・！！なんですか！！！主様は天才なんですか！！？？何から何まで好きです結婚しましょう！（?） (2022年2月6日 0時) (
レス) @page17 id: bf050ca47a (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - いや、お嬢様カワイイかよ← (2020年1月6日 10時) (レス) id: f7e36ec018 (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - とても面白いです！大変だと思いますが、更新頑張ってください♪ (2017年12月10日 19時) (レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2017年10月19日 18時
