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25カレー ページ25






全員の分の配膳が終わると、折りたたみの椅子に座る。



「イーブイ、ほら。
スカーフ取ってあげる。」


「ぶい!」


Aさんはスカーフの結び目を解くと、綺麗に畳んでリュックに入れた。


「ほんで、これ!」


代わりに取り出したのはミニサイズのエプロンだった。

今度はそれをイーブイに着ける。


多分首の周りの毛が汚れないようにしているんだろう。


「よし、それじゃあ…いただきます!」

「いただきます…!」

「ぶぶぶーい!」


みんなが声を上げてから、カレーを1口口に含む。


「…!」


「…どうかな?」



これは…



「ッ美味しいです!!すごく!!」



Aさんが作ったカレーは今までのカレーの中でダントツ1位と言うくらい美味しかった。


「ぶらっき…!」

「かめかめ!!」


それはポケモンたちも同じようで。



「…ばるるぅ!」

「にど!にどにど!」

「ぴじょ!」



みんなAさんに美味しいって言っているかのようにAさんを見て声を上げた。



ウインディはガツガツと皿を舐める勢いで食べているし、ピジョットも翼をばたつかせて喜んでいる。


他のみんなは身振り手振りでどうにか美味しいって事を伝えたいみたいだった。



「それはよかった!!」



ポケモンたちが食べる様子を見て、Aさんは頬を緩ませた。



「いぶい!」

「相変わらず早いね〜…おかわり?」

「いっぶ!」


Aさんの問に大きく頷くと、器用に皿を頭に乗せて鍋の所まで歩いてきた。



結構入れたはずなのにもう空っぽに…



「はい、ちゃんと噛んでね?」

「ぶーいっ!」



「みんなも足りなかったらおかわりしてね!リザードンの分はとっておくから。」



「らっき!」


「ありがとうございます!」


ポケモンたちがガツガツと夢中にカレーを食べ始めたのを見て、自分も再び口に運んだ。




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青色メロン - 頑張ってください! (2020年8月19日 13時) (レス) id: bb51340176 (このIDを非表示/違反報告)
駄犬(プロフ) - 青色メロンさん» コメントありがとうございます!とっても励みになります!更新遅めですがよろしくお願いします! (2020年8月17日 7時) (レス) id: b9e2d575e7 (このIDを非表示/違反報告)
青色メロン - とても面白いです(*´∀`) (2020年8月17日 2時) (レス) id: bb51340176 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:駄犬 | 作成日時:2020年6月10日 1時

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