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鶯はその場に倒れた
貴「やった..」
グレイ「A!!!」
Aも魔力の消費が激しかったようでその場に崩れた
グレイ「無茶すんなよな」
貴「えへへ、ごめんね」
ハッピー「A〜」
貴「ハッピー」
ハッピー「オイラすっごく心配だったんだよ?」
貴「うん、心配かけてごめんね」
シモン「大丈夫か?」
貴「大丈夫...ではないかも」
確かにAもグレイもボロボロだ
とてもじゃないが、このままエルザを探しに行くのは厳しいかもしれない
シモン「2人は塔の外に出ていてくれ
オレはナツを連れてエルザの所まで行く」
グレイ「オラァエルザを助ける為にここまで来てんだ!!
途中で帰るワケねェだろ!!」
貴「当たり前でしょっ!!
...って言いたいのは山々だけどわかったわ」
グレイ「おいA!!!」
貴「グレイの気持ちは私もわかる
何なら今すぐエルザを助けに行きたいけど私はグレイに支えてもらわないと立てないから進むのに時間がかかる
それにどっちみちほとんど魔力が残ってない
このまま進んで戦闘になったら戦えないわ
2人共ボロボロだし足でまといよ」
グレイ「っけど!!」
シモン「Aの言う通りだ」
グレイ「っ...おいシモンお前絶対エルザの事助けろよ
助けられなかったらテメェの事ぶっ飛ばすじゃ済まねーからな」
貴「それは私も同じよ、何があっても助け出してよね」
シモン「あぁ分かってる。じゃあオレ達は行くぞ」
貴「頼んだわよ」
そしてシモンはナツを背負って先へ進んで行った
貴「ハッピー、私とグレイ2人持ち上げられる?」
ハッピー「2人は無理」
グレイ「じゃあどーやって脱出するんだよ」
貴「じゃあハッピーはグレイを連れてって」
ハッピー「Aはどうするの?」
貴「私にはこの子達がいるから平気よ」
そう言ってAはゴッドアースの鍵を取りだした
ハッピー「そうかウィンドがいたね!!」
貴「魔力的に少し心配だけど」
少し困ったような顔で言いながらAは鍵をかざしてウィンドを呼び出した
ウィンド「A何の用だ...ってボロボロじゃないか!!どうしたんだこの怪我!?」
貴「えへへ、ちょっと手こずった」
ウィンド「帰ったら説教だな」
貴「うっ...はい」
ウィンド「で、要件は?」
貴「私を連れて塔から脱出して欲しいの」
ウィンド「了解」
そう言うとウィンドはAを横抱きにして立ち上がった
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エトワール(プロフ) - 深月さん» コメントありがとうございます。0000です (4月18日 16時) (レス) id: d85febdd6d (このIDを非表示/違反報告)
深月(プロフ) - エトワールさんこんにちは、パスワードを教えていただけませんか? (4月18日 15時) (レス) id: 0bd89f8317 (このIDを非表示/違反報告)
エトワール(プロフ) - コメントありがとうございます。お返事遅くなり申し訳ありません。ボードに来ていただければお教えいたします! (2022年10月5日 2時) (レス) id: 24b2f6fbdf (このIDを非表示/違反報告)
M.U(プロフ) - エトワールさんこんにちは 最初から見たいのですがパスワードを教えてくれませんか? (2022年10月3日 16時) (レス) id: 7180e9f6e4 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - エトワールさん» いえ!こちらこそリクエスト承諾ありがとうございます!!受験生なんですよね?無理せず頑張ってください応援してます! (2018年12月18日 16時) (レス) id: 1b31fb6fd5 (このIDを非表示/違反報告)
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