妖精の星 Part3

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グレイの渾身の一撃を受けた梟はナツも吐き出し倒れた



シモン｢(グレイ・フルバスター.....オレの集めた情報より遥かに強い)｣


グレイ｢ハァ ハァ ハァ ハァ...っく｣



流石に魔力と体力が持ちそうにないのかよろけるグレイ



貴｢グレイ！！｣



それを見たAはグレイに駆け寄り支える



貴｢もぉ、無茶して！｣


グレイ｢無茶なんかしてねぇ｣


貴｢クスクス、でも凄くかっこよかったよ？｣


グレイ｢サンキュ..早くエルザをみ、見つけねぇと｣


貴｢えぇ、そうね｣


シモン｢(いや...仲間(エルザ)への想いが彼の魔力を高めているのか.....)｣


ハッピー｢ナツ！！起きて！｣


ナツ｢目がぐるぐる｣


シモン｢(良いギルドに入ったなエルザ...)｣



と一時の喜びも束の間だった



？｢あらあら、梟ったらやられちゃったのぉ？｣


全｢！！？｣



全員が声のする方を見てみると天井の柱の上に座っている女がいた



グレイ｢何だ..あいつ...｣


？｢初めまして...私は鶯、特別遊撃部隊隊長斑鳩様の直属部下です。よろしくね？

.....まぁ、よろしくしなくてもいいけどあなた達全員ここで死 ぬんだし｣



ニコリと笑った鶯からは物凄い殺気が放たれていた



鶯｢もぉー、梟ったらダメねぇ。ヴィダルダスもやられちゃったみたいだし...

ここであなた達始末しないと後で色々文句言われるの私なのよねぇ｣



上から降りてきた鶯は倒れている梟の事を指でツンツンしながらそう言った



貴｢(こいつ..強い...)


みんな下がって、こいつさっきの梟とは比べ物にならないくらい強い...

ナツは気絶してるしグレイとシモンはボロボロだし、私がやるわ｣


鶯｢へぇ、まだ戦ってないのにそんな事まで分かっちゃうんだぁ？

おもしろーい！私もあなたと戦いたいなぁ！｣


グレイ｢でも、A！！｣


貴｢大丈夫だから...グレイは下がってて
それに、エルザ探すのにそんなにボロボロじゃあ動けないでしょ？少し休んでて｣


グレイ｢.....わかった、気をつけろよ｣


貴｢りょーかい｣



グレイはAに言われた通り後ろに下がった



ハッピー｢A...｣


グレイ｢心配すんな、Aは負けネェ｣


ハッピー｢あい！｣

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