妖精の星 Part3

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ハッピー｢グレイ、A.....ナツがあいつに食べられちゃったんだ｣


グレイ｢何だと？｣


貴｢食べられた？｣



それを聞いた2人の表情はより一層厳しくなる



グレイ｢てめぇがそんなんでどうするんだョ！！！！クソ炎！！！！｣


貴｢いつもは食べる側のくせに！！｣


梟｢消化が始まったぞ、あと10分もすれば火竜の体は溶けてなくなる

そうすればやつの魔法も完全に私のものになる｣



梟のお腹は確かにゴロゴロ鳴っている

すると次の瞬間グレイが攻撃を仕掛けた



グレイ｢オレが片付けてやる！！！！

下がってろ！！！！｣



グレイは冷気を纏い始め...



グレイ｢アイスメイク”槍騎兵”！！！｣



しかし...



梟｢火竜の咆哮！！！｣


グレイ｢！！？｣


貴｢ナツの魔法！！？｣


シモン｢奴は火竜の魔力を吸収しているんだ！！！｣



ジュッ ジュッ ジュッ

ナツの魔力を吸収した梟の火竜の咆哮でグレイが造形した氷はどんどん溶かされてゆき、遂にはグレイまでもを炎で包み込んだ



グレイ｢ぐああああっ｣


梟｢ホーホホウ！！！！炎の中では氷は使えまい！！｣


貴｢(っ...グレイとは相性が悪すぎる！！！)｣


グレイ｢こんの...ヤロォ..｣


ハッピー｢グレイ！！！｣


梟｢無駄だァ！！！
貴様も火竜の仲間ならこの炎がいかなるものか知っているであろう｣


グレイ｢がはぁぁっ！！｣


貴｢っ！グレイ！！｣



グレイは炎に燃やされながら昔、エルザがギルドに入ったばかりの頃のやり取りを思い出した


すると...


ガキィン



梟｢！！！｣


シモン｢炎が凍りついた！！！｣


グレイ｢こんなのがナツの炎だァ？


笑わせんなニセモノ野郎が｣



ボロボロになりながらもグレイは不敵に笑った

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