Bless ページ20
そんなことが起きたのだった
とりあえず仕事が終わって日和と二人きりにしてもらった
長い間まともにお話なんてできなかったから私だって記憶が戻った途端寂しくなった
日和「別に僕は妬いてなんかいないね?
確かにAちゃんが巽くんに対してものすごい愛情を感じるのは分かるけどね
でも、それは今となっては親友としてのものだって分かっているね
君の気持ちを僕はいつだって信じたいね
だから、君も僕を信じてほしいね?
Aちゃん以外の女の子なんて視界にないから」
良かった、あんな事が起きた後は正直もう
今まで通りにはならないかと思っていたから
こうしてそばで支えてくれる素敵な相手がいることは幸せだ
溢れるぐらいの愛を与えてくれているそんな彼ともう二度と離れたくない
A「私はいつだって日和のことを信じるよ♪だから、これからも宜しくお願いします」
日和「一緒にやらなきゃいけないことはまだ山ほどあるね?
君と一緒なら新しいことに挑戦する気持ちが芽生えるね
それより…古いことには興味がないけど、君がどうして巽くんと別れたのか知りたいね?
見る限りとても仲が良かったみたいだけど…
話したくないのなら無理に言わなくていいからね」
彼と付き合ってたとは言ったけど、別れた理由までは説明しなかった
A「それはね…その時怒りのあまり別れを告げちゃったから…
無理しないでって忠告していたのに聞いてくれなかったから
頭を冷やす必要があったとずっと後悔してた
でも、神様は再びチャンスを与えてくれた
こうして日和とまた巡り会えたんだから」
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作者名:ひぃちゃん | 作成日時:2020年7月19日 13時