Faith ページ4
-日和Side-
これがどういうことかを理解したいね！
あの子が海外へ行くなんて初めて聞いたね
せめて別れの言葉ぐらい告げたかった
でもそんなことをしたら行くことができなかったんだろうね
茨「お二人のはっきりしない関係の結果こうなってしまいましたね
自分がいうのもなんですが、戦うべきなのではないですか？」
そんなことぐらい毒蛇に言われなくてもわかっているね
でも、Aちゃんの気持ちを無駄にするのも悲しむだろうし
どうすればいいかわからないね…
そんな時ジュン君がすごい顔つきでこっちに来た
ジュン「おひいさん！このまま行かせていいんすか？！会えなくなるんすよ！！」
日和「いいわけがないね？でも
僕のやり方でAちゃんの居場所をまた作るって決めたんだからね」
今度のライブをうまく利用するとなれば
Adamが追放に賛成しているわけでEveが反対しているね
そこでAdamよりも点数を稼ぐことによって観客もAちゃんが戻ってきてほしいってことになる
万が一それがだめな場合は僕がAちゃんの元へ行く
しつこいかもしれないけど、そう簡単に手放すような相手じゃない
かけがえのない人だね…
-茨Side-
この二人の想いはやはり我らにとって好都合ですね！
Aがいることによって今まで以上にやる気を出した殿下と閣下
そして閣下は彼女のことを庇ったつもりであぁやって突き放し
殿下が取り戻すために今回のライブで大きな成果を出す
これ以上美味しい話はないでしょう
あのお方のことですから殿下が再び想いを伝えたら帰ってくるはずです
正直「俺」もAのことが気になりますが
余計な感情でしょうね、今の関係が一番利用しやすいです
さて、ここは自分もAに何か仕込まなければ…
行き先がフィレンツェということはあのお二人に会うということですね
これが作戦の妨げにならなければいいんですが
こうして約3週間が経過してライブの日がやってきた
一方Aの方は
A「レオってやっぱり相変わらずだよね、音楽は共感できるけど」
レオ「お前さ、なんで好きなやつと離れたんだ？
周りがなんと言おうと戦うべきじゃないのか？
knightsの一員だったらそうしてたな」
A「それは彼らが想いを膨らませたらいけないって思って
私のせいでいろんなユニットの人気が下がったら嫌よ」
何があってもそんなことが起きてはいけない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひぃちゃん | 作成日時：2020年7月19日 13時
