四十七回夢を見る ページ4
「糸だ!!糸で操られてる!!糸を斬れ!!」
「お前より俺が先に気づいてたね!!」
まるで張り合うかのように伊之助は炭治郎よりも先に気づいていたと言う
そして素早く三人の体に繋がれていた糸を斬る
炭治郎とAは隊員を操っている鬼の位置を探そうと顔を動かすも見付けられずにいた
その時にあまりに強い刺激臭に鼻をつまみ顔を顰める炭治郎
Aは視界に入った鬼の色を辿っていると見えたのは炭治郎の腕に登っている小さい蜘蛛
小さく悲鳴をあげるものの、瞬時に心を落ち着かせ刀を抜く
小さい蜘蛛の出す糸に絡め取られ引っ張られる炭治郎を見てその糸を斬る
『炭治郎大丈夫?』
「ありがとう!助かった」
その笑顔を見たAは表情には出さないものの心の中では悶えていて今にも逃げたしたい気持ちに駆られていたが、今は任務中だと喝を入れて耐える
そして先程蜘蛛の糸より解放した隊員達に再び目を向けた
するとそこには再び操られ始めた隊員達の姿
「糸を斬るだけじゃ駄目だ!!
また蜘蛛が操り糸を繋ぐ!!だから…」
『やっぱり…斬るくらいじゃまた繋がれる』
言葉を途中で切った炭治郎はまた刺激臭に顔を歪め、Aは視界にチラつく蜘蛛の糸が気になってしまう
風に乗って流れてくる刺激臭は炭治郎にはかなり辛いものだ
そうやって匂いに気を取られていると足元には操り糸を絡めてくる小さい蜘蛛
上に飛んで避けるものの、あまりにも的は小さく斬ることは難しい
「じゃあその蜘蛛を皆殺しにすればいいってことだな」
伊之助の言葉が聞こえるも、それはあまりにも難しい
「無理だ!!蜘蛛は小さいし多分かなり数がいる!!
操っている鬼を見つけなければいけないんだよ
でもさっきから変な匂いが流れてきていて俺の鼻がうまく機能しない」
切羽詰まった状況でも隊員は襲ってくる
それをかわしたり受け流したりするだけで精一杯のようで周りの状況を把握することさえままならない
「伊之助!!もし君が鬼の位置を正確に探る何らかの力を持っているなら協力してくれ!!」
襲われながらも何とか言葉を紡ぎ、伊之助に協力してもらえるように言う
「それからえーっと…」
「村田だ!!」
「村田さん!!」
刀を交わらせながらだが自分の名前を炭治郎に教える
「村田さんと俺で操られている人たちは何とかする
伊之助とAは…」
上空からヒュウ、という音と誰かの悲鳴にも似た声
そして炭治郎にフッと影がかかった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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悲鳴嶼行冥
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いぎ(プロフ) - とても面白いです!こちらの更新も頑張ってください!! (2019年10月28日 13時) (レス) id: f55d613724 (このIDを非表示/違反報告)
御影石華恋(プロフ) - 一章とても面白かったです。目次のところの「悪鬼滅殺」が「悪鬼撲殺」に見えたなんて言えない (2019年8月14日 0時) (レス) id: 0a8f72cd40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白華まりあ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年7月31日 16時