maschio 29 ページ29
「なんでさ」
俺、プロフとかそんな隠してることないんだけどなぁ。
「だって言ってたもん。誕生日とか血液型と好きな人とかあ、あと好きなものも言ってたな」
「後半からプロフじゃないんだけど」
普通に公開してますけど‥。
知りたいなら聞けばいいのに。
「聞いてくればいいって気持ちはわかるよ。うん」
「へいへい、どうも‥ってやばっ!!保健室でご飯食べようかと思ってたんだ」
「え」
「じゃ、ここ座りますよーっと」
勝手に机に座り弁当を開封。
朝、母さんがいなかったから兄貴に作ってもらったものだ。
兄貴って料理も出来ちゃうんだな‥。
「いただきます!!」
「ちょっと、俺の話…」
「そんな話は後でいいからさ〜。今は食べさせてよね」
そう言ってパクパクと口に頬張る。
「兄貴の作ったヤツ美味しい‥!!」
「え、ちょっと待って」
「ふぁに」
「『なに』って?だから、兄貴って」
「そらる兄のこと?」
「そのそらるさんって料理作れるの?」
「うん、そうだけど?今日初めて知ったんだけどな」
一旦、食べるのをやめた。
ちょっとだけりぶ先生の会話にちゃんと受け答えしよっかなって言う気まぐれ。
でも少しだけご飯を食べながら。
「へーぇ、いいね。家庭系男子」
「えー、うちの兄貴そんな家庭系男子じゃないよ。なんつーか、肉食系?」
「は!?」
「昨日抱きついてきてさー・・・。困っちったよ」
俺ってば、なんか変なこと言った?
「ご馳走様!!じゃ、りぶ先生また明日ー」
「あ、ちょ!?」
俺は早足で保健室を出た。
放課後、緊張するなぁ。
.
77人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
初音 - すいません、今日一気読みしました。完結してからもう3年も経っている…ひぇぇ…面白かったです! (2017年9月28日 22時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
杞憂@星野くん大好き(プロフ) - みずたま。さん» 可笑しなことをりぶ先生は実行してしまったみたいですね、はい。 美味しく頂いちゃってください!!美味しいところは一瞬だけですよ!? 了解しました!! (2014年9月15日 17時) (レス) id: 93c10f166a (このIDを非表示/違反報告)
みずたま。 - あと、リクで調味料さん出してください!!てか私がさっき書いたやつ、「りぶ」さんじゃなくて「りぷ」さんになってた・・・ (2014年9月15日 15時) (レス) id: b5620a3553 (このIDを非表示/違反報告)
みずたま。 - この展開はもしかしなくてもり、りぷ夢的なやつですか!?腐女子の私には美味しすぎます^^ (2014年9月15日 15時) (レス) id: b5620a3553 (このIDを非表示/違反報告)
杞憂@星野くん大好き(プロフ) - ショコラさん» 萌えますよね^p^ ありがとうございます、頑張ります!! 了解しました、無理矢理にでもりぶさん出してやります(笑) (2014年9月14日 18時) (レス) id: 93c10f166a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:@友達増やしたい。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kityuka1/
作成日時:2014年9月8日 1時