97話 ページ48
sideA
A『さつき。』
桃井｢あ、Aちゃん。やっぱり誠凛はマジメだね。見た目に反して。｣
躾をしたからね。
A『他は？』
桃井｢海常はあんまり…秀徳も｣
やっぱりね。
てか、まだ居たのね。
A『はぁ。生きる価値ないなら居なければ良いのに。』
A『バスケ？して来ていいわよ。』
チョーカー邪魔かしら。
首に手を伸ばすと
青峰｢！｣
A『汗になるの嫌でしょ。ほら、外してあげるから。』
その首を横に振る。
A『別に貴方さえ私への忠誠心を忘れなければソレ要らないのよ？』
ぎゅっとチョーカーを握る。
A『そんなに付けていたいなら良いけれど…』
変な子ね。
A『気に入ったならあげるわ。』
嬉しいのか撫でることを催促する。
ちゃんと自我があって耳に入る情報を確認して行動するのに
洗脳って無いわよね。
A『あ、さつき。あの子もリストに加えておいて。』
桃井｢はーい。｣
桃井(何したんだろ…)
A『ねえ。中途半端は許さないって言ったと思うんだけど。』
中途半端なタオル。
生ぬるいドリンク。
空白のノート。
A『する事ないなら貴女が居る価値すらないじゃない。』
｢あ、アンタもウロウロして仕事しないじゃん！｣
よく言うわ。
A『私はね、常に完璧じゃないと気が済まないの。それに誰かと違ってマジメな子も居るからチームに悪影響なんてないの。』
ノートの取り方も記録の取り方も全てを教え込んだの。
A『未来、ノート見して。』
未来｢は、はい！｣
A『今日の分は？』
未来｢ここ。｣
ビッシリ並べられた言葉の羅列に圧倒しないでよね。
ノートで彼等の体調管理だって出来るのよ。
A『なに。小太郎、調子悪いの？』
葉山｢立神ちゃん？｣
A『右あげて。』
スっとあげる。
葉山｢ほい。｣
A『左あげて。』
葉山｢ほい♪｣
そこの手首を後ろに引っ張る。
葉山｢いででで!!!!｣
A『今日、寝違えったの？』
葉山｢う"ーん…多分〜…｣
曖昧ね。
A『ストレッチしたらマッサージしてあげるから。でもなるべく無茶しないこと。良いわね？』
葉山｢はーい！｣
素直……
赤司｢A、僕も寝違えたみたいだ。｣
はーい…
A『あらじゃあ今晩相手しないですぐに寝ましょ。』
また拗ねた。
A『マトモな嘘をつきなさい。』
肩もみくらいはしてあげるから。
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maho1102(プロフ) - この作品好きです！！！歪んでるとこが1番好き！！これからも頑張ってください！！！ (2018年11月28日 10時) (
レス) id: 1f5c09aa67 (このIDを非表示/違反報告)
5号 ミッキー(プロフ) - 好きです。これからも応援します！更新、自分のペースで頑張ってください！ (2018年10月23日 21時) (レス) id: 27b1904a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年10月15日 22時
