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96話 ページ47

sideA

スタスタ歩いていたら腕を掴まれたわ。

A『何か御用?』

さっき翔と一緒に居たし、さつきと制服同じだし…

ワンチャンを誑かすお人形さん?

「青峰君を洗脳しないで!!」

洗脳?

私が大輝を?

A『アッハッハッハッハッ!!』

お人形さんは脳の発達が未熟みたい。

A『私が大輝に何したって言うの。何か証拠でもあるの?』

私の笑い声が聞こえたのか

実渕「Aちゃん?」

A『平気よ。楽しんでて。』

人が来た。

お人形さんの目を見て

A『私が何したのか証拠ないでしょう?』

バシンと大きな音が聞こえた。

A『まだ何もされてないわ。でも迅速なのは良い事よ。』

赤司「そうだな…大輝、手加減はしとけ。」

青峰「んなもんわーってる。」

2人にはご褒美あげなきゃね。

痛みに悶絶するお人形さん。

A『痛い?悲しい?苦しいの?』

何その目。私を疑って私の腕を穢らわしい手で掴んだのに許すわけないでしょ。

A『良かったじゃない。生きているって事よ。』

なんで貴女に私が救いの手を差し伸べなきゃいけないの?

私を洗脳呼ばわりした分際で。

赤司「何の話していたんだ?」

A『私が大輝を洗脳したって手を挙げたのはアッチよ。』

正確には腕を掴まれただけだけど。

痛かったわよ。

爪尖っているし…ネイルサロンにでも行きなさいよ。

バイ菌が私の腕に付いたかもしれないじゃない。

赤司「大輝、問題ない。」

A『ハイハイ。正当防衛はさっきので充分。戻るわよ。』

掴みかかりそうな大輝と仁王立ちの征を止める。

A『さ、戻るわよ。』

渋々、言うことを聞く。

A『迅速に私の声に反応したのは良い事よ。ご褒美あげなきゃね。』


「…悪魔。」


聞こえないとでも思った?

私、貴女達の声は聞こえるのよ。

地獄耳なんて言わないでね。


A『征、あのマネージャーも潰すわよ。』

赤司「分かった。」


大輝の要望は鍵をくれ。

まあ、今のところ素直だし反抗しないし…大丈夫かしら…

征の要求は鍵を外し、相手する事。

帰る頃にはヘトヘトなんですけど…


A『さて、さつきとお話するから待ってるのよ。』

赤司「僕も…」

A『待ってるのよ。』

赤司「……はい。」

よし。

赤司(僕と一緒に居たくないの?ねえ。)

例え知ってる女とだとしても貴方から近づかないで。

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maho1102(プロフ) - この作品好きです!!!歪んでるとこが1番好き!!これからも頑張ってください!!! (2018年11月28日 10時) (レス) id: 1f5c09aa67 (このIDを非表示/違反報告)
5号 ミッキー(プロフ) - 好きです。これからも応援します!更新、自分のペースで頑張ってください! (2018年10月23日 21時) (レス) id: 27b1904a4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年10月15日 22時

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