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91話 ページ42

sideA

人は直ぐに壊れる。

自分より強い者に立ち向かったとしても

その相手が適わないとするならば

従順に従うものよ。

A『可愛いワンチャン。』

既に言うこと成すこと全て聞く従順なイヌ。

A『私が東京に居ない間のお人形さん達を監視してて。動きを教えてくれればいいの。』

大輝の頭を撫でる。

そして頬を撫でる。

A『逐一報告してくれるなら貴方の望み叶えてあげるからね。出来るわよね?』

青峰「…はい…」

A『不満?』

青峰「…いいえ…」

お利口さん。

頬を撫でるのが嬉しいみたい。

A『貴方は何よ。』

赤司「…ふん。」

全くもう…

A『ワンチャンに嫉妬するなんて変な人ねぇ?』

大輝の頬を撫でてた手を伸ばし征を撫でようとすると…

バシンって手で払られた。

青峰「…」

A『いった〜…』

撫でようとすると撫でて欲しい所を差し出してきた。

A『甘えん坊のワンチャンね。』

今吉「何をどうしたらそんな簡単に従順するんや…」

A『企業秘密よ。』

花宮「企業じゃねーだろ…」

あら。

今吉「ちょーっとコイツ借りるで〜?」

何よ。

A『翔?』


別室に来たわ。

今吉「桃井以外のマネージャーが居る話はしたな。」

したわね。

今吉「そのマネージャーが板に付いてきて調子乗ってるんか知らんけど、桃井を陥れようとして青峰にちょっかい出してきたんよ。この時期にやられると部活に影響するわけや。」

最初に言ってくれる?

今吉「で!お前に青峰と桃井を任せようと思ってな!」

ざけんな。

あらヤダ。言葉が乱れたわ。

A『帝光中の異端中の異端児はね。』

部屋に戻りながら話す。

A『キセキの世代の向こう側に居るんだから、凡人に出来ないのは当たり前よ。』


さてと、そろそろ帰ってくれない?

赤司「……」

この人のイライラモードMAXだし。

A『良いわね?ちゃんと守るのよ。そしたらご褒美あげるから。』

青峰「…ハイ。」

まだ何かを躊躇してるかもね。

A『名誉挽回頑張ってね。』

桃井「は、はい!」

こっちは意気込みが凄いわね。

今吉「お邪魔しましたー。」

うん、本当に。

A『せーい。本邸に帰るわよ〜?』

あら?居ない。

先に帰ったのかしら。


A『ただいま…』

樋口「おかえりなさいませ。お嬢様。」

A『ココア。』

樋口「かしこまりました。」

こっちにも居ない…

どこ行ったのかしら…

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maho1102(プロフ) - この作品好きです!!!歪んでるとこが1番好き!!これからも頑張ってください!!! (2018年11月28日 10時) (レス) id: 1f5c09aa67 (このIDを非表示/違反報告)
5号 ミッキー(プロフ) - 好きです。これからも応援します!更新、自分のペースで頑張ってください! (2018年10月23日 21時) (レス) id: 27b1904a4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年10月15日 22時

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