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70話 ページ21

sideA

A『お初にお目にかかります。』

氷室「初めまして。」

丁寧な対応ね。

氷室「…」

A『(わたくし)、立神Aと申します。』

紫原「Aちん、他人行儀だね〜。」

そりゃそうよ。

A『敦がご迷惑をお掛けして…』

キセキの中でも割かし問題児だったじゃない。

実績があるから何も言わなかったけど。

氷室「そんなことないですよ。」

食えない人。

本心が見えない。

まあ、私も見せないから同類っちゃ同類ね。

赤司「…」

あ、喋りすぎた。

A『征も御挨拶したら?』

赤司「…赤司征十郎です。初めまして。」

もう…

A『そうやってすぐ拗ねる癖直した方が良いわよ。』

赤司「君が他所の男に振り向きすぎ。」

A『だって、敦から紹介されたもの。一通りの御挨拶はしないと…』

赤司「だとしても、君がそこまで愛想をして対応する必要は無いんじゃないかな。」

本っ当にああ言えばこう言う!!

A『だって、』

赤司「だっては言い訳。君の負け。」

腹立つわね、その言い方!!

A『…好きにすれば?』

赤司「っ!ごめん!許して…お願い…」


紫原「ね?」

何が?

氷室「うん。敦が言っていた通り仲良しだね。」

判断基準、可笑しくない?

黒子「…紫原くん、いい加減僕の頭撫でるのやめてもらえますか?」

紫原「ごめんごめん、黒ちんちっちゃいから撫でやすくて。」

黒子「やめてください!」

珍しい、テツヤが怒った。

紫原「だって、Aちんにしたら絶対に赤ちん怒るもん。」

それは間違ってないわ。

A『征だってよく撫でてたじゃない。』

紫原「うんー。赤ちんもちっちゃいから。」

あ、怒る。

赤司「へぇ。良い度胸だね、敦。」

うん、怒った。

A『仕方ないじゃない。身長は。』

赤司「…」

ふん、さっきのお返しよ!

紫原「Aちんって相変わず器ちっちゃいね〜。もっと室ちんくらい寛大になった方が良いよ〜。」

言ってくれるじゃない。

A『…どんな風に踊り狂いたいか言ってごらん?』

全面戦争でもしましょうか?

赤司「敦!!よくもやってくれたね!?…Aお願いだから落ち着いて!!」

A『止めないで征。これは使命よ。』

赤司「そんな使命ないよ!!」

黒子「落ち着いてください!立神さん!!」

A『私は常に落ち着いているわ。』

黒子「どの辺でしょう!?」

紫原「あちゃー。」

黒子「あちゃー。じゃないですよ!紫原くん!」

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maho1102(プロフ) - この作品好きです!!!歪んでるとこが1番好き!!これからも頑張ってください!!! (2018年11月28日 10時) (レス) id: 1f5c09aa67 (このIDを非表示/違反報告)
5号 ミッキー(プロフ) - 好きです。これからも応援します!更新、自分のペースで頑張ってください! (2018年10月23日 21時) (レス) id: 27b1904a4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年10月15日 22時

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