52話 ページ3
sideA
人は直ぐに壊れてしまう。
愛していたのに愛せない。
友達からそれ以上の方へ流されてしまう。
A『……呆気ないほど最低女なのね…』
お人形さんの母親は。
蛙の子は蛙。
A『…そっくり。』
節操のない所が特に。
あの子は誰でも良いみたい。
自分が可愛いって思ってるから。
A『…可愛いから付き合ってあげても良い…ねぇ……』
本当に蛙の子は蛙ね。
A『…あら？』
PCが熱くなった…
心を抉るまで調べたかったんだけど…
まあ、良いわ。
A『征。』
あら？
A『せーい？』
居ない…
まさか。
A『真太郎、テツヤ、涼太。誰でも良いから征を連れて来なさい。』
…征なら断るわ。
私以外の女なんて…
3人は私の声と表情でスイッチON。
すぐさま体育館を飛び出し捜索する。
30秒ほどで彼が来た。
赤司｢機嫌悪いね？｣
あっけらかんとしてる彼。
A『どちらまで？』
赤司｢僕だって人間だよ。生理現象を催すくらいあるよ。｣
言い方…
A『…そ。』
内心ホッとしたのは内緒。
A『一言くれても良かったんじゃない？』
赤司｢君が熱い眼差しで真剣に調べてる所を邪魔したくなかったんだ。｣
本当にああ言えばこう言う…
A『練習、中断させて悪かったわね。』
3人は安堵の溜息をついてはチームに戻っていった。
赤司｢分かったことは？｣
A『心を抉るくらいの情報はまだよ。』
｢ちわー！｣｢お邪魔しまーす｣
なんか聞き覚えのある…という聞き覚えめちゃくちゃある声が…
A『何してるの、小太郎…レオ…』
実渕｢だってAちゃんにも征ちゃんにも会えないなんて辛いから来ちゃった★｣
…はぁぁぁ
実渕｢ストレスでお肌荒れたら嫌じゃない！だからお傍に居させてね。｣
まあレオも小太郎ももう既に私の本性は分かってるし…
A『居ても構わないけれど…』
葉山｢立神ちゃん！喉乾いた！｣
やっぱり帰って…
実渕｢お手伝いでもなんでもするから〜！｣
まあ手足が増えたと考えたら良いかも。
実渕｢もう少ししたら未来ちゃんも来るわよ。｣
え、未来も？
実渕｢お手伝い多い方が良いでしょ？｣
まあ、あって邪魔なお人形さんではないけれど…
A『テキトーに遊んでて。はい、小太郎。』
葉山｢うっめぇー！｣
静かに飲めないの？
緑間｢立神がマネージャーを傍に置くなんてな…｣
A『未来は良い子よ。』
あくまで私の指示に従う子だけれどね。
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maho1102(プロフ) - この作品好きです！！！歪んでるとこが1番好き！！これからも頑張ってください！！！ (2018年11月28日 10時) (
レス) id: 1f5c09aa67 (このIDを非表示/違反報告)
5号 ミッキー(プロフ) - 好きです。これからも応援します！更新、自分のペースで頑張ってください！ (2018年10月23日 21時) (レス) id: 27b1904a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年10月15日 22時
