67話 ページ18
sideA
赤司｢もちろん、僕に忠誠を誓った彼らは除外するよ。｣
彼らにまで嫉妬してたら病院にでもぶち込むわよ。
A『こうやって身体を預けてるのに不安なのね。』
普通は女の子が不安がって嫉妬するんじゃなくて？
赤司｢君が望む事を全て叶えてあげる。欲しいものは全てあげるし行きたい所はすぐ連れてってあげる。何不自由ない君の望むがままにしてあげる。邪魔なものは排除するし妨害するのも壊してあげる。｣
今日はいつになく喋るわ。
A『うん。』
赤司｢…だから僕の元に帰ってきて…｣
出て行った記憶もないんだけど。
A『私は征のよ？』
赤司｢…分かってる…でもやっぱり僕だけを見る時間が足りないんだ…｣
A『こんなに愛を与えてるのに？』
征は苦しそうに謝った。
もう。
A『征が今1番欲しいものはなに？』
赤司｢君。｣
即答だし…
A『それは手に入れたんじゃないの？現にこうして身体繋がってるし。』
赤司｢…そう、だね。｣
A『征、ハッキリ言わないならシャワー浴びて私寝ていい？』
征は慌てて悩み始めた。
そろそろ寝たいんだけど。
A『ふあぁ…』
あくびしちゃった。
赤司｢…怒らない？｣
内容による。
赤司｢…繋がったまま寝たい。｣
いつからそんな変な性癖を…
赤司｢手を繋ぐよりも密着してるわけだから…｣
A『…じゃあ早く布団持ってきて。』
赤司｢…怒らない？｣
私は眠気に勝てそうにないの。
A『征、私が今1番欲しいものはね。』
赤司｢うん…｣
A『寝る間際に征が微笑んで朝起きた時に征が笑顔で迎えてくれる事よ。』
征はそれを聞いて頗る機嫌が良くなった。
A『…おやすみなさい。』
赤司｢うん。おやすみ。いい夢見てね。｣
side赤司
Aは巧妙に本音を隠す。
怒った時はすぐに空気が凍てつくからわかりやすいけど。
Aがデレた！
それも眠たそうな1番可愛い顔で！
習慣を逆算して自然と目を覚ます時間を計算する。
赤司｢…朝楽しみにしててね。｣
身体を巻き付けるように抱きしめながら
Aの整った寝息を肌で感じる。
赤司｢明日も我慢か…｣
僕以外の誰かと話す君が嫌い。
早く赤司にならないかな…
赤司になったら極力僕以外と話すの禁止。
赤司｢…嫌いにならないでね。｣
誰よりも君との時間を壊したくない。
だから、この鬱憤は君の
人形が壊れたらもっと僕を見ててね。
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maho1102(プロフ) - この作品好きです！！！歪んでるとこが1番好き！！これからも頑張ってください！！！ (2018年11月28日 10時) (
レス) id: 1f5c09aa67 (このIDを非表示/違反報告)
5号 ミッキー(プロフ) - 好きです。これからも応援します！更新、自分のペースで頑張ってください！ (2018年10月23日 21時) (レス) id: 27b1904a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年10月15日 22時
