66話 ページ17
sideA
眠りを無理やり起こされた。
赤司｢…｣
この人のせいで。
赤司｢あれ。起きたんだ。寝てていいよ。勝手にやるから。｣
そう。
A『おやすみなさい。』
赤司｢…えっ…｣
寝てていいよ。って言ったのは貴方でしょ。
赤司｢…ごめん…寂しい…寂しいから相手になって…｣
A『いや。』
こうなったら意地でも寝る。
って思ってるのを勘づいたのか
深いキスしてきたんだけど。この人。
A『寝てていいよ。って言ったのは貴方でしょうが。』
赤司｢本当に寝るとは思ってない。｣
なんでよ。睡眠は人間の生理的欲求の1つよ。
赤司｢…寂しい…｣
A『私が隣で寝てるのに？』
赤司｢…うん…わがまま聞いてくれるんでしょ。｣
すぐ使うのね。取っとくのかと思ってたわ。
A『なに？』
赤司｢…僕と一緒に果てて。｣
A『征は常に欲求不満なのね。』
赤司｢君が僕以外を魅了するのがいけないんだ。今日はいっぱい喋ったね。真太郎にテツヤに誠凛の選手まで……｣
もう…
A『嫉妬深いんだから。』
赤司｢…だって…｣
言い訳始めるのかと思いきや私の服を1つずつ脱がせる。
赤司｢マーク。毎日でも付けたいね。｣
嫌よ。
赤司｢…君が数を指定しなかったのがいけないんだよ？｣
まって、まさか…
ガブリと私の首を噛む。
A『承諾を得ない状態でやるなんて珍しいわね。』
赤司｢…君が命令していいって言ったんだもんね。君に拒否権はないよ。｣
貴方、いつの間にか元気ね…
A『征。』
赤司｢だめ。｣
何も言ってないじゃない…
赤司｢僕の印は常に付けなきゃ。｣
え、毎日やるの？嘘でしょ？
赤司｢君が期間を限定しないのがいけないんだ。｣
もうやだ…この人…
A『征。』
赤司｢なに？｣
あ、今度は聞いてくれた。
A『痛くしたら全て無効にするからね。』
赤司｢…ああ。僕が君に傷をつけるのはマークだけだから安心して。それ以上の痛みはないよ。｣
とか言っておいて結構痛いんですけど？
赤司｢…あぁ…愛してるよ…｣
A『征、痛い。』
赤司｢っ！ごめん…｣
征は私を抱く。
赤司｢僕以外と嬉しそうに話す君が嫌い。｣
急だね。
赤司｢僕以外と距離が近いと頭が可笑しくなる。｣
A『私以外の女と距離が近い征は私も嫌いよ？』
赤司｢…僕は僕以外と言ってる。｣
え、なに？男女ともに？
A『だからそんなに慌ててるのね。』
可愛い人ね。
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maho1102(プロフ) - この作品好きです！！！歪んでるとこが1番好き！！これからも頑張ってください！！！ (2018年11月28日 10時) (
レス) id: 1f5c09aa67 (このIDを非表示/違反報告)
5号 ミッキー(プロフ) - 好きです。これからも応援します！更新、自分のペースで頑張ってください！ (2018年10月23日 21時) (レス) id: 27b1904a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年10月15日 22時
