63話 ページ14
sideA
A『夕飯どうする？食堂に行きましょうか？』
でも、プライベートにまで仮面を付けなくないし…
A『みんなが良ければなんだけれど…』
どうせ、食堂はおじさま方がくだらない自慢話してるだろうし。
A『ここのスイートルーム、キッチンあるから私が作りましょうか？』
赤司｢!!｣
赤司(食べたい！でも僕だけに食べさせてくれないとなると食堂に行かせたい！でも僕は手料理が良い！)
葛藤始めた人は置いといて。
A『どう？』
実渕｢お言葉に甘えていいかしら？｣
赤司(だめ！)
A『良いわよ、じゃあちょっと支度するから永吉と小太郎も呼んできて。』
榊に電話で食材買ってきてって言ったらすぐ来た。
デリバリーみたい。
赤司｢僕だけに食べさせてくれ。｣
なんて無茶なご注文。
A『はいはい。』
食材を切りながら話してるからちょっと危ない。
赤司｢聞いてる？｣
A『聞いてるわよ。でも、ワガママお坊ちゃまには興味無いの。』
赤司｢…え。｣
征が真っ白になったわ。
赤司｢…ひっく…｣
嗚咽混じりに泣き出した。
A『危ないからあっち行ってなさい。』
赤司｢…あ"ー！｣
泣き出した。
征の腕を背中からお腹にかけて巻き付ける。
A『邪魔したらすぐに追い出すからね。』
征はすぐに背中にピッタリくっついて泣き止んだ。
さては嘘泣きか。
A『榊。買い物してきて。』
榊【かしこまりました。お伺い致します。】
足りない食材を言ってる間に2人がやってきた。
葉山｢立神ちゃんのエプロン!!かゥわいい!!｣
換気扇で聞こえないけど後ろの殺気で何となくわかった。
A『火使うから離れて。』
征は離れてくれないわね…
A『ねー、誰かこのくっつき虫離させて。』
実渕｢なんて難しい注文かしら。｣
だからお願いしてるの。
A『火使うから離れて欲しいの。』
赤司｢…｣
実渕｢Aちゃん！｣
ん？
容赦なくキスされた。
赤司｢…おい。レオ。ちょっと話し合おうか。｣
レオは私にウィンクして征は鬼の形相でソファーに座る。
A『わざわざ茨の道進まなくても…』
未来｢…勇者だわぁ…｣
榊｢お嬢様、失礼します。｣
A『そう言えばさっき征と話してたわね。なんのお話してたの？』
榊｢お嬢様の事で少々。｣
A『何はともあれ征と榊が仲良くなってくれて嬉しいわ。』
榊(仲良くないです！そんな嬉しそうな顔したら言えませんけど！)
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maho1102(プロフ) - この作品好きです！！！歪んでるとこが1番好き！！これからも頑張ってください！！！ (2018年11月28日 10時) (
レス) id: 1f5c09aa67 (このIDを非表示/違反報告)
5号 ミッキー(プロフ) - 好きです。これからも応援します！更新、自分のペースで頑張ってください！ (2018年10月23日 21時) (レス) id: 27b1904a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年10月15日 22時
