41話 ページ42
sideA
赤司「早く。」
急かさないの。
実渕「征ちゃんったら可愛いわ♡」
でしょ?
実渕「それほどAちゃんには魅力があるのね。」
そうではないけど…
樋口「御迎えにあがりました。」
赤司「早く!」
A『じゃあね。レオ。』
実渕「ええ。また明日。」
いつも車は私が後に乗る。
征は既に車の中。
A『征、良いわよ。』
家に着くまで私の膝枕で横になる。
A『今日は夕飯、何がいい?』
赤司「Aの手料理が良い。」
1品くらい候補あげて。
赤司「…んん…」
収まりが悪いのかもぞもぞ動く。
赤司「……」
じっと太もも見つめないの。
A『私買い物するから、そのまま寝てて良いわよ。』
赤司「…嫌。一緒に行くよ。」
べったりくっつかないの。
千と千○のトンネルのお母さんの気持ちが良くわかる。
歩きにくい…
A『魚とお肉どっちが良い?』
赤司「…みりん漬け食べたい。」
お魚ね。
A『征、カート押して。』
赤司「ん。」
味噌汁の具は油揚げと…
何がいいかな…
赤司「…あんまり離れちゃ嫌。」
ハイハイ。
未来「あ、」
あら。
未来「珍しいわね。」
そうね。
赤司「…早く買い物しようよ…」
A『はいはい。』
征は早く帰りたいのね。
A『…私のシャンプーと洗剤と柔軟剤買ってきて。』
赤司「分かった。」
未来「本当に素直ね。」
そうでしょ?
A『可愛いでしょう?』
未来「2軍以降の部活日誌まとめておいた。」
1軍に上がれる子居るかしら…
A『ありがとうございます。』
未来「私も…タメ口で良いわよ。先輩も要らないし…」
あら。みんなに影響された?
A『ええ。ありがとう。』
赤司「…まだここに居たの?」
あ、帰ってきた。
赤司「…早く。」
はいはい。
A『また明日。』
未来「うん。お疲れ。」
征ったら我慢して…
赤司「…使用人に任せれば良いのに。」
A『ダメよ。色の悪い野菜とか鮮度落ちた魚買ってきたじゃない。』
赤司「…そうだね。」
見る目ないのかしらね…
A『…えっと。』
よし。
A『征。お会計すr』
なんか見てる。
A『征?』
赤司「ううん。」
A『なんか食べたい物あった?』
赤司「ううん。」
言葉を誰かに取られた?
A『置いていくわよ。』
惜しいそうに歩いてきた。
A『昨日、湯豆腐食べたからまた今度ね。』
赤司「…うん。」
従順ね。好きよ。
68人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年4月13日 15時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年5月18日 21時