検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:70,570 hit

33話 ページ34

sideA

A『ッ〜…痛た…』

本当に痛い…

赤司「…」

知らんぷりしてるし。

A『…別に昨日だってキスしてあげたじゃない。』

そんなに不満なの?

赤司「…だって…(小声)」

ムスッとした顔も可愛い。

A『だから浮気して良いわよ。』

全「「!!?」」

実渕「え?どういう事?また喧嘩?」

いいえ?

A『私にばかり愛してたら可哀想じゃない。私が他校のマネージャー鍛えてあげてる間、構ってあげれないから浮気しても良いって言ったらこんな感じ。』

実渕「あらら〜…」

それは何に対してのあらら〜かしら?

実渕「征ちゃんとしては少なくても良いから構って欲しいんだと思うわ。」

私もそれは分かってるわよ。

A『…征、ほら。』

って手を伸ばしても知らんぷり。

そのまま放っておいて大丈夫だと信じて!

絶対大丈夫じゃないのは重々承知してるわ。

A『…よし…休憩したし…ドリンク運b』

ツンって腰を触れられた。

A『ッ〜!!』

未来「私がやるから!」

誰よ!もう!

キリッと見渡す限り怪しいのは…

赤司「…」

この人しか居ないわ…

A『…征嫌い。(小声)』

イモムシみたいに身体を這って私のもとに来る。

A『いくら掃除しているとは言え、汚いからやめなさい。』

赤司「…嫌い?」

A『何のことかしらー。』

って立ち上がる。

そしたら膝カックンされた…

A『もう!なんなのよ!征のおバカ!』

実渕「…イタズラっ子の子どもみたいね…」

本当にそう!

実渕(自分の事を見て欲しいからイタズラする子どもね。征ちゃんったら可愛いわ〜♡)

A『…征、手出して。』

赤司「?」

薬指に私の指輪をはめ込む。

赤司「!!…」

頑張れ、征ならはまった指環の取り方くらい知ってると思うけど。

赤司「ごめん…」

足にまとわりついて来たし…

実渕「?」

A『あ、そこの部活日誌貸して小太r…』

転ばされた…

A『腰に響くからやめてちょうだい。』

赤司「…キスして。」

前だって1日離れてても大丈夫だったじゃない。

赤司「…僕だけを愛してくれないAなんて嫌い。」

よく言うわ…

A『じゃあ泣かないで。』

赤司「…僕以外に優しくするAなんて嫌い…」

言うたび泣かないで。

赤司「…愛して…僕を目一杯愛して…」

A『イタズラっ子は流石に愛せないわ。』

実渕「意地悪ね〜…」

性格の悪さなら自他共に認めるわ。

なんたって私は悪女ですもの♡

34話→←32話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
68人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 悪女 , 赤司征十郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年4月13日 15時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年5月18日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。