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2話 ページ3

sideA

お人形さんたちはマネージャーだって。

そりゃそうよねぇ。

基本的にはキセキ狙いの害獣だもんね。

あ、テツヤとこはそんなんじゃないらしいけど。

他人に認めてもらいたいって欲は大切よ?

先輩や上司に尻尾振るのも大切。

それがあからさまだと嫌われるだけよ。

赤司「…スゥー…スゥー…」

整った寝息をたてて寝ている彼。

遅くまで起きてたからちょっとホットミルクでも飲もうかしら…

出来るだけ足音を消して下の階に降りる。

赤司「…」

―ダイニング―

はぁぁ…朝にクマとか出来てないわよね…

出来たら征になんと言われるか…

急に身体に重石でも乗ったのかとぐらい重たくなる。

赤司「…目を開けたら君が居なかった…」

どうしようもなく可愛い人ね。

A『大丈夫よ。ホットミルク飲む?』

自分が飲んでたホットミルクを差し出すと、ぐびっと飲む。

赤司「…美味い」

A『そう?良かったわ。』

赤司「…僕の隣にちゃんと居てね。」

わかったわ。

―寝室―

赤司「…手。」

はいはい。

彼の両手に手を乗せる。

A『おやすみ。征。』

赤司「…うん。おやすみ。」


朝、私と征はほぼ同時に起きる。

赤司「おはよう。今日は僕の方が早かったね。」

A『おはよう。さあ、手を離して。朝食を作るから。』

寝てても手を離さない征って凄いと思う…

征はトレーニング、私は朝食とお弁当の準備。

A『征〜!ご飯出来た〜。』

シャワーを浴びてダイニングに来る。

A『はい、征のお弁当。』

赤司「いつもありがとう。」

A『どういたしまして♪』

朝食を食べたら誰もいない体育館で掃除をする。

未来「おはよう、悪いわね。」

A『いいえ。先輩は洗濯物をお願いしてもよろしいですか?』

未来「うん。」

A『ありがとうございます。』

それからぞろぞろと人が集まるのでドリンクとタオルを準備する。

朝練の始まり。

実渕「あら?昨日はよく寝れなかったの?それとも征ちゃんが寝かせてくれなかったの〜?」

後半はニヤニヤしながら聞いていた実渕先輩。

A『ちょっと遅くまでケータイしてたので…』

実渕「あら、お肌のゴールデンタイムにはちゃんと寝なきゃダメよ〜?」

なんて雑談するくらい先輩達は私に心を許している。

赤司「何をしている。」

また拗ねたわ。

A『雑談よ。』

実渕「征ちゃんには内緒♡」

またややこしくなるような事を…

ヤキモチ妬いてくれるのは嬉しいケド。

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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年4月13日 15時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年5月18日 21時

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