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「私の身勝手な行動で多くの方に心配とご迷惑お掛けしてしまい、大変申し訳ありませんでした。」
立ち上がって一礼し、また席について口を開く。
「まず、今回記事に掲載されたギュボムさんとの件についてですが、私と彼は付き合ってなどいません。」
私の一言に、記者達から声があがる。
挙手をして発言しようとしたり、既に質問を投げかけてくる人も居た。
それら全てを無視して私はまた言葉を放つ。
「どうして私があんな行動をしたのか、まずは5年前に起きたことから話をさせてください。」
「私は…本当のユリではありません。」
そう発言すると、あんなに騒がしかった会場が一気にしんと静まる。
「5年前の事故で姉のユリは亡くなり、妹である私がこれまで、ユリのふりをして活動していました。」
それは私1人が無理を言って始めたことであり、事務所の指示ではないこと。
むしろ事務所は私の勝手な行動に協力してくれていた、とこれまでの活動について話をした。
記者「その事実は、公式でお付き合いされているBTSのシュガさんはご存知なんですか！」
ひときわ大きい声で質問され、記者達が私の発言に注目する。
「はい、彼は真実を知った上で、私を支えてくれました。」
ユンギが私をユリだと思っていた事実を伏せて話す。
どうか、彼に批判の矛先が向きませんようにと注意しながら言葉を紡いでいく。
そして、この5年間守ってきた秘密を暴かれ、脅されていた話を始める。
「私は秘密を守る代わりに、複数の方の呼び出しに応えていました。」
また会場が記者達の質問でいっぱいになる。
中には顔をしかめている人も居た。
世間が、私の行動に対してどのような反応をするのか全く想像がつかない。
それでも、もう全ての嘘をさらけ出そうと慎重に話をしていった。
記者「これからも女優活動を続けるつもりですか。」
「いえ、私はこの会見を最後に女優を引退します。」
はっきりと答える。
全てを話した今、私が女優を続ける理由なんてない。
「これまで多くの方に出会い、普通では経験出来ないようなとても素晴らしい日々を過ごせました。」
「批判は全て受けます。でもこれら全ては私が1人で決め、行ってきたことです。」
事務所やユンギは、私の我儘に付き合わされただけだと再度話す。
全てを話し終え、いくつかの質問に答え、会見は終了した。
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土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» 作品を読んでくださり、感謝します。気分を害すなど、とんでもないです！少しでも楽しんで頂けたようでしたら、嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2020年12月3日 17時) (
レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - 土星さん» そうなんですね！…失礼しました…とても詩が心にくるものだったので、もしかしたら何かの詩を元にしたのかとかになりコメントさせていただきましたら。気分を害してしまっていたらすいません。とてもこの作品に感動しました。 (2020年12月3日 17時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» この詩は一応、自分で考えたものです。でもよく書かれるような内容なので、既存の何かしらと似てしまったのかもしれません。 (2020年12月3日 7時) (レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - この詩は何の詩ですか？なにか見た覚えもあるような気がして… (2020年12月3日 3時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：土星 | 作成日時：2020年10月21日 18時
