僕達、女の子が苦手です２【BTS】 (ページ38)

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88.【グクの恋】ページ38

JM「この間バイトしてたら、
窓から見ちゃったんだよ」

いつも通りみんなでリビングで
テレビを見てたら唐突にジミンが言う。
っていうかさっきまでここにいた
グクはどこに行ったんだろう？

『なにを？』

JM「グクが
すごい美人な子に告白されてるところ」

『え？！どうなったの？…って』

もしかして今日グクが学校に行く途中に
言ってたのはそのことか。

“出会えるといいな、
俺がいいなって思える子に”
グクの横顔を思い出した。
ってことはOKしてないのか。

TH「どうせ僕のフィアンセが悲しむとか
くだらないこと言って断ったんじゃない」

『フィアンセ？』

JN「あれ？
Aちゃんはグクの恥ずかしい話知らないの？」

HS「あるところに釜山という町がありました。
その町にそれはそれは可愛らしい赤ん坊が
生まれました。
名前はジョングクと言ったそうなぁ」

JN「そこから話す？笑笑」

JM「その小さくて愚かなジョングク君が
7歳のある日、お母さんとソウルの遊園地に
遊びに行ったときに、運命の女の子に会いまし…」

JK「ジミンシィーーーーーーーーーっ！」

『…うるさ、鼓膜破けたわ、』

JK「僕ののフィアンセの話をしないで下さい！
いつ再会するかわかんないじゃないですか！
そのフィアンセはAの友達かもしれないし！」

NJ「なんでも良いけど、
フィアンセって言い方は何か古くないか？」

JK「もうこんな話しなくていいですから！」

顔を赤くして、
髪の毛をわしゃわしゃさせて
焦ってるグク笑笑

…なにより
グクは釜山生まれなの？

ふぅん、
……釜山かぁ。

もともと
ソウルの人かと思ってた。

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