これは、、折原君が大好きになった人の話だ

関わりを持たない人 ページ42

私は、静雄似合った時にその人に会った。



折原臨也


静雄の相手をいつもしているのだ。

いつも見るたびに喧嘩をしていた。




いったいあの人は、何なのだろうと。




静雄に傷をつけるなら許さないと思ったけど。



彼は、学校で一人だった。
その何も無い顔の表情は、とても悲しそうに見えて。



あの日、屋上で声をかけたんだよ。


A「折原くんだよね？」


ｲ「ん？なんだ。君か。何の用？」


愛想が悪いな。それに………綺麗な顔



A「用なんてないよ！ただ暇つぶしに来ただけ。」


違う。若しかしたらあなたを試していたのかもしれない。


ｲ「なんだよ。おもんないなー」


え？おもんないって何？笑笑


ｲ「シズちゃんと一緒だね。俺と遊ぶんだよ。」



A「いや、そんなことしてないよ。」



なんで、静雄が出てくるんだろ。


A「確かに、静雄は昔から乱暴で短期で理屈も言葉も通じなくて、単細胞だしやけに勘が鋭いし、ちょっと怖いと思ったけど。」


うわぁ。ちょっと言い過ぎちゃった。殺されそー！



ｲ「おれは、人間じゃないよ。」


A「え？」


私は、彼のその横顔に引かれた。


その悲しそうで、遠くの方を見る折原くんは、
儚い。



けど、胸の奥がドキドキしてたんだ。


ｲ「嘘だよ。俺は人間だよ」


折原くんの笑った顔は、とっても嬉しかったんだから。

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