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鬼が三十五匹 ページ38

No side


山にホントに住んでたらバカだと思ったが、
それを信じて山を登る高杉はもっとどうかしてる。


高杉「俺も大概バカらしいな。」


さほど急ではない山。

登るのは簡単だった。



今日は休日だから学校はない。
いやあったとしても行かない。




__Aとお前は済む世界が違う。




確かにそうだと思った。

山に住んでる奴と平地に住んでる奴は、
世界は違うだろう。


だが高杉は分かった。

いや、もとから知っている。









高杉「…!」


しばらく登り続けたら、少し上に銀時がいた。


銀時「会うなっつったよな。」

高杉「了承した覚えはねェが?」

銀時「うちの娘に恋したらお父さん許しませんよ。」

高杉「ふざけてんのか本気なのかわかんねェ野郎だな。」

銀時「本気にされたら困る。」

高杉「本気で言ってんならドン引きだ。」



銀時は少し考える素振りを見せた。

高杉もそれを急かさなかった。


銀時「……もう少し登りゃあ小せェ小屋が見える。
それがAの家だ。二人とも俺の忠告なんざガン無視くれて…勝手な奴はもう勝手にしろ。」


それだけ言って銀時はどこかへ消えた。


高杉「…ホントに住んでたのかよ…」


そこに驚く。



とりあえず小屋が見えるまで登り続けた。






高杉「これか…」


少し汚れてるが頑丈そうな家だった。

木製の家。木の香りがした。




高杉は躊躇いもせずドアを開けた。

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高杉るな - ありがとうございます!(?)イラスト集も見させてもらいました!!受験、頑張ってください!いや、もう頑張ってますね♪ (2017年12月1日 20時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
ぬめーん - 高杉るなさん» わっかりました!!本編でやるのは苦しいかもしれないので、番外編で書かせていただきます!リクエストありがとうございます!! (2017年12月1日 9時) (レス) id: 4f270715fd (このIDを非表示/違反報告)
高杉るな - ぬめーんさん» やっていただいて、ありがとうございます!次からつぎへと申し訳ないんですが、今度夢主と晋助様でお祭り、お願いできますか? (2017年12月1日 8時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
ぬめーん - 高杉るなさん» なるほど!新たに出してみますか!ありがとうございます!!やってみます! (2017年11月30日 20時) (レス) id: 4f270715fd (このIDを非表示/違反報告)
高杉るな - ぬめーんさん» リク..みたいなものなんですけど、また子ちゃんとか出してみてはどうでしょうか? (2017年11月30日 19時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ココン | 作成日時:2017年10月24日 21時

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