☆Side story☆ 天使悪魔編、完結！ ページ44
「使命により、お前達を封印する」
『待った』
「！」
セインの元へ歩み寄る。振り返って目を見開くセインに、笑いかけた。
『サッカーは、使命とかのためにやるんじゃない。もっと楽しいものだよ』
「花嫁……A。何を──」
セインが言いかけた時、デスタ達の背後の扉が重々しく開いた。
デスタがしてやったりと微笑む。
「今回は失敗したが、次の千年後には必ず、我ら魔界軍団Zが天界を征服する！」
「待て！」
セインの制止虚しく、魔界軍団Zは僕らの前から消えてしまった。
拳を震わせたセインが、キッとこちらを睨みつける。
「お前が止めなければ、あいつらを永遠に封じ込めることが──！！
……そうか。そうだったのか」
「セイン？」
「今分かった。私の中の憎しみの心……そのせいで私は悪魔につけ込まれたのだ」
──天界と魔界が合体したチームを魔王とするならば、魔王とは、セイン達の中にある醜く争う心の中にあるということ。
つまり、伝説にあるような魔王はいない。魔王とは、自分の中に潜むものだったのだ。
「お前達のおかげで、サッカーとは何か分かったような気がする。サッカーとは、醜い心を制御するための、修行のようなものなのだな」
「修行かどうかは分からないけれど……楽しいモンだぜ！」
「楽しい……そうだな」
千年後に備えるため、セイン達も消えていった。
サッカーの楽しさを教えた守に、感謝の言葉を残して。
☆Side story☆ 海。そう、海。→←☆Side story☆ こいつは将来
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杳覇(プロフ) - 鈴松しおん@受験成功!!褒めて、超褒めて←さん» うわあああありがとうございます！！どうかご無理なさらず！！よろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (
レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
鈴松しおん@受験成功!!褒めて、超褒めて←(プロフ) - あ、絶ッ対水着姿も描きます(真顔) (2020年3月10日 21時) (レス) id: 833b5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - きららさん» きらら様っ！！ありがとうございます！！感動して頂けたようで何よりです……！！ほんとですか！？嬉しい…！！実は今、新作を目論んでまして……。 本当にありがとうございます。きらら様の応援を糧に、頑張ります！！ (2020年3月10日 17時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 本編完結おめでとうございます!!遂に天空の巫女シリーズ終わりかー…やばいです、めっちゃ泣いた…番外編のイナオリトリップとかも面白かったです！これからも作品を作ったりするならばすぐさま駆けつけます！作者様も作品も大好きです！これからもずっと応援してます！ (2020年3月10日 16時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 雪さん» 雪ちゃんっ！！ありがとうー！！そうだね、私もそう思ったよ。すばっ！？ううっ、ありがとう……(T ^ T)私も雪ちゃんのこと、大大大好きだよ！！こちらこそ、本当にありがとう！！ (2020年3月10日 8時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杳覇 | 作成日時：2020年3月3日 21時
