第124話 あの日 ページ39
私は影山の…総帥の元でサッカーをしていた。
幼い頃に両親を亡くしてから今まで生きて来れたのは、両親が掛けていてくれた多額の保険金と、総帥のお陰だ。
その点については、今も感謝している。
《君、私の元でサッカーをする気はないかね？》
《私は影山零治だ。どうだ？私のサッカーチームに入らないか？》
総帥が帝国とは別に指揮していたチーム・メイビス。
男女混合のサッカーチームで、チームの全国戦では優勝常連だった。
そのメイビスのキャプテンをしていた私は、自分で言うのもなんだけれど、総帥に鍛え上げられてから、目覚ましいほどの上達を遂げた。
チームメイトとも仲良くやれてるし、他のチームに好敵手も出来て、とても充実していた。
《お前凄いな！僕、小宮楓。宜しく！》
《そっちこそ。私は美麻A。宜しくね》
そう、あの日も、なんの変哲も無い日常の一つだったんだ……。
ー3年前ー
「美麻、こっちへ来なさい」
『？何でしょう、総帥』
総帥に呼ばれ、建物の中を歩く総帥の後をついて行く。
軈て現れたのは黒色に鈍く輝く扉だった。
総帥に促されて中に足を踏み入れると、そこには無数のパソコンやら、薬品やら、資料やらが沢山ある。
「お前には、今から一週間で、��神のアクア��を作ってもらいたい」
『神の…アクア？』
「身体能力を上げる薬品だ。これは外国の医療に使われる物。幼い頃から病気で走れない人達のための薬。やれるな？」
『……はい。仰せのままに』
総帥が出て行ってからも、心臓のドキドキが収まらなかった。
総帥が私に重大な仕事を任せて下さった。私に、期待して下さっている。
……その��真意��に気付くことなく、私は三日でその薬を作り上げてしまった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» wwありがとう！！そうよね、不動絶対赤面してる！！(笑) <(_ _*)> ｱﾘｶﾞﾄｫ (2019年1月23日 20時) (
レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - 『きゃ……！』とはなんだ『きゃ……！』とは！！かわいすぎるじゃないか！！普段クールな美麻ちゃんがそんな可愛いことをしたら不動がどうなると思ってるんだまったく！！素晴らしい！！← (2019年1月23日 18時) (レス) id: e3feac7888 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 奇凛さん» あああありがとうっ！！ (2019年1月11日 5時) (レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
奇凛(プロフ) - なっなぜだ？なぜ通知がこなかったぁぁぁぁ見るのがものすごくおくれた。。。。気を取り直して、遅れたけど、続編おめでとう！ (2019年1月10日 20時) (レス) id: e605ff304b (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» 惜しい(笑) ここからあのシーンに入っていk((←ネタバレ ありがとおおおお(泣)頑張りますっ！！当日だから遅くないかもねwwメリークリスマス！(完全に遅い) (2018年12月26日 11時) (レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2018年12月25日 17時
