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桜井 侑斗 って……
桜井のお兄ちゃん……？
けど、桜井のお兄ちゃんは行方不明だし
そもそもこんなに若くないし……
「過去の桜井侑斗と関わるな。
でないと時の運行が乱れるぞ」
……桜井のお兄ちゃんとは全く違う、
良ちゃんをバカにしたような目で睨み付けた。
『良ちゃん、ハナさん。ちょっと、行ってくる』
「え、ちょっ、悠希！？」
私は彼の後をこっそりと追いかけた。
*
私は、唖然とした。
(なんでこの人、自分の頬殴ってるの！？)
彼の体から砂がこぼれ落ち、イマジンが現れた。
『……何、してるんだろ……あれ』
拗ねて、イマジンに服を破られて
プロレス技をかけて……
『だ、大丈夫ですか？』
思わず声をかけてしまった。
「……お前、野上と一緒にいた……」
『鈴木悠希です』
「別に。問題ない」
「侑斗！せっかく心配してもらっているのに……」
彼の側にいた背の高いイマジンは、どこからかキャンディーを取りだし私の手に握らせた。
「心配してくれてありがとう。
侑斗も心の中ではそう思ってる」
「デネブーっ！！」
またプロレス技をかけ始めた。
キャンディーを口の中に入れる。
(あ。甘くて美味しい)
「人の心を勝手に妄想すんな！」
うーん……この人、なんて呼べばいいかなぁ……
桜井のお兄ちゃん……は駄目だし
桜井さん………………も駄目。
『………侑斗さん？』
私がそう口に出すと、彼らは動きを止めた。
「……なんだよ？」
『暴れると、服、もっとボロボロになりますよ……？』
「「あ」」
彼らは侑斗さんの服に視線をやった。
「どうすんだよ、これ！
お前のせいだぞ！！」
「だって、侑斗が……」
侑斗さんの言葉にデネブさんが反論しようとしたが、
それを侑斗さんが遮った。
「もういい！
新しい服、買いにいくぞ！！」
侑斗さんは破れた服を投げ捨てて
町に向かって歩いていった。
「またな、鈴木。
侑斗〜、待ってくれ〜！」
デネブさんは私にもう一個キャンディーを握らせ急いで侑斗さんの後を追いかけた。
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ふぢ(プロフ) - 続き頑張ってください^^* (2017年2月2日 12時) (
レス) id: 565bbf4213 (このIDを非表示/違反報告)
バカス(プロフ) - 加糖相棒さん» 分かります！！あれこそ理想のオカン(笑)オカンとクマの良さもわかってほしい……そして、うちの親に忘れられた天丼も。 (2015年4月19日 8時) (レス) id: 381f74eba6 (このIDを非表示/違反報告)
加糖相棒(プロフ) - バカスさん» デネブは理想のオカンですから(笑)私の父は桃と鳥派で、姉は亀と龍派でした…デネブとキンちゃんも良いだろうが!!! (2015年4月19日 0時) (レス) id: 0b4adbf38d (このIDを非表示/違反報告)
バカス(プロフ) - 加糖相棒さん» ですよね！デネブかわいいですよね！ まぁ、親には理解されませんでしたが……(ちなみに母親は桃派。父親は鳥派) (2015年4月18日 21時) (レス) id: 381f74eba6 (このIDを非表示/違反報告)
加糖相棒(プロフ) - バカスさん» デネブや…かわいいな、おい(笑) (2015年4月18日 20時) (レス) id: 0b4adbf38d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バカス | 作成日時：2015年2月11日 16時
