あの大人気歌い手にはカッコ可愛らしいお兄ちゃんがいたそうです。【歌い手】【男主】

1番会いたくない人。 ページ8

__まふまふside

「ほんとに！！ほんっとにコンビニ行くだけですから！！」

『ほんとに…？最近変なおじさんいるから気をつけてよ？』

「分かりましたっ！！」

『んー…あ、じゃあこれ。』

「…これは？」

『GPS付き指輪。

これでもし誘拐とかされても分かる。』

「…過保護だなぁ…笑」

『だってだってぇ…心配なんだもん〜』

あっ…可愛い

「まあいいや！行ってきます！」

ｶﾞﾁｬ ||.c( ﾟωﾟ`|

さーてと。

コンビニでお菓子買いに行くぞっ！

-------

買ったのはいいけど…なんかつけられてる気がする…

早めに帰らなきゃ…

？「まて、真冬っ！」

「ほえ？」

「……父さん…？」

父「久しぶりだなぁ…真冬。こんなにおっきくなって…」

「え、ちょっと…父さん？」

なんか…そのまま路地まで連れていかれた

父「まだAにアタックしてるのか…？」

「まだ…してるよ…」

父「叶わない恋だって教えたはずだぞ？」

「…っ……でもっ…でもっ…(´；ω；｀)」

父「そんな指輪なんか付けちゃって…Aから貰ったのか…？」

「…うん。」

父「Aはそろそろ彼女を作って貰わなきゃ行けない。



……そろそろ、諦めろ。真冬。」

「…(￣^￣゜)ｸﾞｽｯ」

父「その変わり



俺の嫁にならないか？真冬。」

「やだっ！」

父「なんでだよ…俺はお前を愛してきたっ！

妻も失って…どうやって生きていけって言うんだよ！」

「……お仕事で…」

父「そんなのは嫌なんだよ…なぁ…ﾆﾔｧ」

「何言って……ひゃぁ…！」

やだやだやだやだっ！！

助けて…お兄ちゃん…

父「こんなに感じちゃってさぁ…

俺が持つとでも思ってんのか…？」

やだっ…

父親になんて汚されたくない…

助けてよ…

なんの為にGPS付きの指輪くれたの？

ねぇ…お兄ちゃん…。

『あのさぁ……父さん。』

父「お前っ…！何故ここがっ…」

『真冬についてるその指輪だよ。GPS付き。』

『息子を襲おうとするのは流石にないわー。』

「にぃに…！」

『ごめんな。真冬。ちょっと遅くなって。』

「……怖かった…」

『うん。怖かったよね。』

父「なぁA。」

『なに？』

父「勝負だ。」

『何で？』

父「これでさぁ！！」

ぞろぞろとガタイのいい男達がどこからか出てきた。

『これでどうやって？』

父「此奴らを全員倒せたらお前の勝ち。

負けたら…真冬は貰う。」

『ふーん。いいよ？』

これは…お兄ちゃんガチギレだなぁ…

なんだかんだ僕のこと…

ヒーロー→←おねんね。

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