2-4 ページ4
…なんであいつとパーティーに行ったんだ…
…僕は君の恋人だ…
『誰にも渡さない。』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「っ！？」
おかしな夢を見た
セドリックとパーティーに行ったのに
いつの間にかドラコと居た
夢の中の彼に恋人だと言われ
私の体を奪われそうになった
目が覚めてよかった
いくら彼がかっこいいからって
こんな夢…良くないわ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
それから私は何度も同じ夢を見た
必ずドラコの顔は辛そうで
最後には彼に抱かれる所で終わる
まるでこれが現実のようだった
私のセドリックとの楽しいパーティーの思い出が
嘘だと言われている気がした。
季節はもう10月に入っていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
10月6日
私の子供が生まれた。
とても元気な男の子
ブロンドの髪がふわふわしていて
目もとても綺麗だった
私にとっての光
ルーカスと名付けた。
一生懸命泣いている姿に
私も共に泣いた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
10月11日
退院の日
朝から院内がやけに騒がしく
私は廊下に出て様子を見た
私の担当助産師が叫び出し
逃げ出す
思わず懐に隠していた杖に手を伸ばし
そちらへ向かった
"この子を連れて行くのだ"
確かにそう聞こえた
とても嫌な空気に身を包んだ相手に
私は杖を向ける
「あなたは誰。」
振り向いた男性らしき人の顔は
不気味に笑っていた。
私の子供が抱かれていた
その人とは会ったこともないのに
直感で分かった
「ヴォルデモート……。」
我が子を抱えるやつを攻撃はできなかった
やつはそのまま私の子供と共に姿を消した。
私がルーカスといられた時間はたった4日間だけだった。
私はデイビス夫妻の元へ戻り
そして私の正体を明かした
最初は信じてくれなかったが
杖を使いものを浮かせてみせると
少しは信じてくれたようだった。
子供が連れ去られた趣旨や
魔法界に戻らなければいけないことを話した
オリビアは危険だから行かせられないと言ったが
もう決めたことだった。
「あの子を取り返すまで私は死なないわ。」
ロー「行ってきなさい。」
オ「あなた…。」
ローガンは私を信じて送り出してくれた。
私は荷物を詰めて
デイビス夫妻に別れを言った
そしてまたあのホグワーツへ戻るのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Debugon(プロフ) - あーちゃんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(´TωT｀)そして最後まで読んでいただきありがとうございます( *´꒳`*)また新しい作品を書いているので良かったら覗きに来てください！ (2022年2月16日 18時) (
レス) id: 3073debd3a (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - ドラコの作品をたくさん読んできましたがら最も感情が溢れだしました！これからも楽しみにしています！ (2022年2月16日 16時) (レス) @page24 id: 534548cafa (このIDを非表示/違反報告)
Debugon(プロフ) - sakihamu87さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも頑張ります！初めて言われてとても感動です(´TωT｀) (2022年1月7日 22時) (レス) id: 3073debd3a (このIDを非表示/違反報告)
sakihamu87(プロフ) - 今までに読んできたドラコの作品の中で1番面白いです！！！続き待ってます！ (2022年1月7日 9時) (レス) @page3 id: b82aa09454 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：でぶごん x他1人 | 作成日時：2022年1月4日 20時
