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セドリック。
私はあなたからの手紙を待ってるわ。
どうして最近は何も返事がないの。
もう何通送ったか分からないわ。
あなたはもう私とやり取りをしてくれないのかしら。
あなたの事だからとても心配なの。
ちゃんと優勝できた？
ねぇ。セドリック。
私を迎えに来るって言ったじゃない。
…返事を待ってるわ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
8月に入った。
お腹もとても大きくなってみんなが気を使ってくれる。
私もすっかりこの街に馴染んできた
街の人がとても私に優しくて
仕事も楽しい。
最近セドリックも手紙を送ってこなくなった
課題がとても危険なこともわかっていた
でもホグワーツでそんなこと…
ありえないわ。
変なことは考えないようにしないと。
私はいつものように花に水をやる
「セドリック…。」
また悪い癖だ。
涙が勝手に出てくる。
彼がそうと決まった訳じゃない。
だって彼は強いもの。
きっとそんなはずは無い。
涙を手で拭っていると
誰かが私にハンカチを差し出した
そちらを向くとそこにいたのは
以前見たあのブロンドの髪の彼だった
『なぜ泣いているんだ。』
彼はわたしに問いかけるが
どう答えていいかわからなかった
ただ
「なんでもない。」
それしか言えなかった
涙をふいて気持ちを切り替える
私が立ち上がると彼はびっくりしていた
『…どうしたんだ。それは。』
彼は私のお腹を見て
険しい顔をうかべる
「どうしたって…なにが？」
『まさか妊娠してるわけじゃないだろうな。』
「妊娠してるけど…なんで？」
彼は両手で自身の顔をおおった
とても辛そうな顔で私の方を向く
『…誰との子供だ。』
なぜそんなことを聞くのだろうと思いつつも
正直に答える
「分からないわ。」
『分からない？そんな訳ないだろ。』
「でも本当に分からないのよ。
その人の顔も名前も何もかも。」
『…そうか。』
私の発言に納得する節があるのか
彼はそれ以上言及しては来なかった
私はまた不思議と彼に興味が湧いた
勇気をだしてあの時の質問をした
「あなたの名前は？」
彼は戸惑いつつも教えてくれた。
『ドラコ・マルフォイ…。』
「そう。
あなた、ルシウス・マルフォイの息子だったのね。」
彼は酷く驚いていた。
『なんで君は僕の父を覚えているんだ。』
彼の問いに違和感を覚えたが
言い間違えだろうと思い答える
「だってあなたのお父さん魔法界で有名でしょ？」
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Debugon(プロフ) - あーちゃんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(´TωT｀)そして最後まで読んでいただきありがとうございます( *´꒳`*)また新しい作品を書いているので良かったら覗きに来てください！ (2022年2月16日 18時) (
レス) id: 3073debd3a (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - ドラコの作品をたくさん読んできましたがら最も感情が溢れだしました！これからも楽しみにしています！ (2022年2月16日 16時) (レス) @page24 id: 534548cafa (このIDを非表示/違反報告)
Debugon(プロフ) - sakihamu87さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも頑張ります！初めて言われてとても感動です(´TωT｀) (2022年1月7日 22時) (レス) id: 3073debd3a (このIDを非表示/違反報告)
sakihamu87(プロフ) - 今までに読んできたドラコの作品の中で1番面白いです！！！続き待ってます！ (2022年1月7日 9時) (レス) @page3 id: b82aa09454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でぶごん x他1人 | 作成日時：2022年1月4日 20時
