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「あの、以前から思っていたんですけど。太宰さん、私のことめちゃくちゃ見てません？」
忘れちゃいけない、ここは
｢探偵社｣
だ。
鈍感な人間は多くない。
｢………………………気のせいだよ｣
「なんですか今の間」
太宰さんの笑顔に冷や汗のようなものが見え隠れした。この人、ついさっき恋を自覚した青年みたいな状態だからなぁ…。
｢そんなことよりAちゃん、、私も以前から思っていたのだけれど。｣
「話しそらしましたね…まあいいでしょう。何ですか？」
｢私達同い歳だよね？さん付けと敬語禁止。｣
「え。でも、私は最近入社したばかりですし、しかもバイト…」
「約1年後には君も正式な探偵社員だ。新米とは言えないほど仕事もできるんだから何も問題ないはずだよ？」
Aさんは少し考える素振りをした後、
｢分かったよ、治。これからはこれでよろしく。｣
と言ってニコリとした。
唐突な名前呼び。
案の定太宰さんの顔は赤く染っていた。
それを隠すように目も顔も逸らし、
｢ウッ、、ウン、、。
ヨロシク…。
A。｣
と言った。
これは一体…どういうことなのか。
｢…照れてます？｣
｢照れてない！｣
「耳赤いですけど」
｢敬語禁止！｣
「あっ、そうだった」
この2人は本当に成人済みの大人なのだろうか。太宰さんは体ごとAさんから逸らしてしまっているから見えないだろうが、周りにいる僕らにはバッチリ見えてしまっている。
顔が赤いのは太宰さん“だけ”じゃないということが。
ここは放課後の夕暮れの教室かなにかだろうか？探偵社内に漂っている甘酸っぱい空気は、しばらく無くなりそうにない。
。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
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ラッキーナンバー
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くすみぴんく(プロフ) - アオイさん» コメントありがとうございます！！誤字は修正しておきます！！学パロもまたやりますね！！ (2020年8月15日 19時) (
レス) id: 9ac576d24a (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - すみません、書き忘れです！学パロ面白いので、またやってください！ (2020年8月4日 0時) (レス) id: 64807526c9 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 突然失礼します！楽しく読んでいます！あの・・・３話くらいのところで、敦君、賢治君の字が間違ってます！それだけです。失礼しました！ (2020年8月4日 0時) (レス) id: 64807526c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃい。 | 作成日時：2020年7月10日 7時
