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彼はある本を手に取りこう云った。



ーーーこの本は汚い。この本を再び手に取るときは私は滅びているだろう。



そして、彼は手にしていたその本を捨て、闇の世界をも捨て、日の中る世界へと飛び立った。



だが、捨てた筈のその本は今も彼の近くにある。執筆状態:連載中



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作者名:坂口純 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年1月22日 1時

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