検索窓
今日:7 hit、昨日:8 hit、合計:28,769 hit

第212話 決別の時間 ページ19

校舎に帰ると教室には誰もいなかった。




職員室にはちゃんと3人の先生がいた。





「みんなは?」



「ヌルフフフ、今とても面白いことになっていますよ。


先生も丁度行こうとしていたんです。一緒に行きましょうか」






そこで向かったのは何時も訓練をしている裏山。



何故か業君が前原君と磯貝君に押さえつけられ、渚君が杉野君に押さえつけられていた。





いや業君馬鹿力すぎるでしょ。





「っ殺せんせー!!!」


「Aちゃんと太宰君も…」





「…何があったの?」




私は思っていたことを口に出した。するとみんなの表情が曇ってしまう。




え、あ、ごめんなさい。そんなつもりはなかったんだす。



本当にごめんなさい、もうふざけません。いや、偽律さんの口調面白いなって思ってただけで。





「渚が殺せんせーを殺さない方法を考えないかって提案したんだよ。



それで渚と業が喧嘩した」




「おいクソ原1回国語勉強してわかりやすく説明しろ」




「俺泣くぞ!?」





その後の磯貝君の説明でようやく分かった。


業君は1番暗殺の才能がある渚君が「暗殺やめよう」的な事言ってぶちギレたわけね。





納得。






「で?どうするの?このまま決別したまま、この雰囲気のまま卒業を迎えるの?」





はい来ましたクラッシャー。これはメンタルクラッシャーか??流石治パイセンだわ。





「それでは、暗殺教室らしく、これは暗殺で決めましょう」





殺せんせーの方を見ると、いつの間にか警察の服装になっていた。




手には赤と青のペイント弾、そしてナイフと銃。





「サバゲーって事ね。やった!!!!」





「因みにAさんと太宰君は不参加です」




「えっ」




「桁が違いすぎます。戦闘の経験値が。


そして君達には___」






「分かったよ殺せんせー、見学してる」





殺せんせーの言葉を遮るように治が喋った。




大体、「アレ(異能力)がありますから」

って言おうとしたのかな。






でもサバゲーやってみたかったな…ぶっちゃけ毎日がサバゲーみたいなもんだけど





「殺しても死なない、って生ぬるいなぁ…」




私の呟きはきっと治にしか届いていないだろう

第213話 チームの時間→←第211話 あの日の言葉



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
153人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 太宰治 , 文豪ストレイドッグス   
作品ジャンル:ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

イェル - パスワードってなんですかね?最初から読みたいんですけど分からなくて…良ければ教えてください (2022年6月20日 22時) (レス) id: 87c69ae26c (このIDを非表示/違反報告)
オムライス(プロフ) - パスワードにしてくれると嬉しいです。この作品がいちばんのお気に入りで大好きなので…よろしくお願いします! (2020年3月22日 21時) (レス) id: 8c1b28c023 (このIDを非表示/違反報告)
カイン(プロフ) - この作品が大好きなので、パスワードにしてください!お願いします! (2020年3月21日 3時) (レス) id: 12e3378c39 (このIDを非表示/違反報告)
ホノルル(プロフ) - この作品とても好きなので、パスワードでお願いします。 (2020年3月20日 11時) (レス) id: c6b2fadcde (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - わ、わ、すごく、大好きな作品なので、パスワードでお願いしたいです。 (2020年3月3日 21時) (レス) id: 4c1c671906 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結鶴 | 作成日時:2019年2月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。