◇ ページ32
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北人 side
部屋には樹と俺だけ。
…樹の家だからなのか、いつもより随分と緊張してる自分がいる。
樹は向かいのソファに座っていて、俺はその反対側の椅子に腰掛けている。
…けど何も言葉のキャッチボールは行われていなくて。
これはマースがそばにいた方が良かったんじゃないかと思うほど。
樹「…北人さん、」
「んへ？」
樹「何すかその情けない返事は」
「樹がいきなり話しかけるからでしょ！？」
樹「ぼーっとしてると思ったら今度は叫んで…忙しいっすね、北人さん」
「さっきからバカにしすぎだからね？俺怒るよ？」
樹「どーせ俺に対して怒れないくせに」
「…分かってんならもう何も言うなこの猫野郎」
樹「北人さんこそ俺のこと貶してますから」
「それは、……まぁ仕方ない」
好きな人の前では素直になれない、思春期の中学生なんで？
中学生よりアホなんで？
樹「てか俺ずっと前から聞きたいことがあるんです」
「急、何」
樹「北人さんっていつから俺のこと好きなんですか？」
「……え、それ言わなきゃなの？」
樹「そりゃ言わなきゃですよ」
「…やだ、絶対やだ！」
樹「え？何でそんな嫌がるんすか」
「ぜっっっったい！！やだ！！」
樹「小学生かよ」
「いや中学生だよ！…いや大人だわっ！！」
樹「何1人でボケてツッコんでんすか」
「は？樹だってツッコんだし！」
もはや何に対して怒ってんのか分かんない。
けど絶対こいつにだけは教えたくない！
樹「デビューするよりずっと前から…でしたっけ？」
「あー！言うな！それ以上言ったらマジで嫌いになる！」
樹「いいですよ？」
「っ、嫌いにはならない！けど…！」
樹「じゃあ先に俺から言います、そしたら北人さん話してくれますよね？」
「いや言わないし樹も言わなくていーから！」
樹「んー、じゃあ俺の独り言だと思って聞いて下さい」
そんなん聞く俺の身にもなれよ。
恥ずかしくて蒸発しそう。
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ゆめか(プロフ) - Daphneeさん» ありがとうございます！ (2021年11月20日 16時) (
レス) id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
Daphnee(プロフ) - ゆめかさん» はじめまして、ありがとうございます！今きている申請は全て承認させていただきました！こちらこそこれからも宜しくお願い致します！ (2021年11月20日 13時) (レス) id: 90489b824e (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか(プロフ) - はじめまして！お話イッキ読みさせて頂きました😳後日談がめちゃくちゃ気になって、Twitterのフォロー申請させて頂きました🙇😊よろしくお願いいたします🙇 (2021年11月20日 5時) (レス) id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
Daphnee(プロフ) - 麗華さん» こちらこそすみません…リクエストありがとうございます、了解しました！ (2021年11月5日 23時) (レス) id: 90489b824e (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - Daphneeさん» あっ、そうだったんですね？知らなくてすみません！ならR18に行かなくても全然良いので、かいやまを書いて欲しいです！お願いします！！！ (2021年11月5日 20時) (レス) id: b082762bad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Daphnee x他1人 | 作成日時：2021年9月12日 17時
