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Part3 ページ40

「月弥ちゃん弄るのも良いけど、あんまりからかうと拗ねちゃうわよ?」
千鶴と美音に向かって、首をこてんと傾げて微笑を浮かべた鈴。
「いや、追い打ちかけてんの貴方じゃない…」
美音が呆れながら突っ込むと、あらそう?と彼女は笑みを崩さない。

「そういえば鈴さん遥さんとどうなんですか?この間式挙げたんでしょう?」
今度は鈴に話題を振る千鶴。
話が聞きたいのか、突っ伏していた月弥も顔を上げた。
「え〜?どうって言われても…」
「子作りの予定無いの?産むのは30代が限度よー?」
美音が頬杖をついた。
「あなたの辞書にプライバシーの侵害という文字はないんですか…?」
千鶴がじとりとした目で美音を見る。
あら、なんの事かしらと美音は何処吹く風である。
「ん〜…そのうち多分出来るわよ」
鈴が微笑む。

その場が静まり返った。


「えっ、あんたもう遥とピーしたの!?」
「美音さん自主規制用語躊躇い無く言うの止めて貰っていいですか!!」
月弥が半ギレながら美音に言う。
所でこのピー音って誰が入れているのだろうか(ここでお前じゃないんかいと総突っ込みが入る)

「うふふ、ご想像にお任せするわ」
変わらず笑みを浮かべる鈴。
「この中で一番たち悪いの絶対鈴さん…」
千鶴がぼそっと呟いた。

「あら、どうしたの千鶴ちゃん?」
ニコニコしたまま彼女は千鶴に問いかけた。
すると途端に顔面蒼白になる千鶴。
「ひっ、なんでもないですっ」
内心「なんでこの人聞こえたの地獄耳かよこわ」とか思っているんだろう。


「あ、そういえば美音さんの小説って更新停止なってますよね」
ふと思い出したように言う月弥。
鈴の興味がそちらに逸れ、千鶴は安堵の表情を浮かべていた。
「そうなのよ、なんかあの月見野郎が小説のパスワード忘れたとか言ってぇ」
ほんとふざけんなって感じよねぇ、と彼女は眉間にしわを寄せた。
それについては本当に申し訳ない。

「あっっ、そういえば美音さんてりぶさんと幼馴染みなんですよねっ!?(※作中の話)」
HPを回復した千鶴が美音に食い付いた。
「りぶ?えぇ、そうね。そういえば千鶴ちゃんりぶ推しだったっけ?」
美音が耳の月のイヤリングを揺らした。
それに対して、千鶴は首が千切れそうな程に首を縦に降る。

「もう、最初で最後のRib oneで死ぬほど好きになって!!その前から好きでしたけど!」
「千鶴ちゃん、落ち着いて…」
月弥が苦笑した。


──────
もうメタいとか存在しな((

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作者名:月見だんご | 作成日時:2018年3月31日 23時

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