Episode.４ ページ8
Aside
木虎「人を助けるのはもちろん個人の自由よ。ただし、トリガーを使わないのならの話だけど。トリガーを使うのならボーダーの許可が必要よ、当然でしょ？トリガーはボーダーのものなんだから」
？「何言ってんだ？トリガーはもともとネイバーのもんだろ」
木虎「……！？」
A「！」
？「お前らはいちいちネイバーに許可とってトリガー使ってんのか？」
木虎「あ……あなた、ボーダーの活動を否定する気！？」
A「間違ってはないよ」
木虎「！」
A「その子の言う通り、トリガーはもともとネイバーのものだ。私たちボーダーはその技術を応用しただけでね」
木虎「なっ……び、B級が口を挟まないで。私はA級なのよ？あなたより強いの。調子に乗らないでくれる？」
A「……へぇ…」
私はそれを聞いた瞬間、イーグレットを起動し構えると銃口を木虎の頭に突きつけた。それは一瞬の出来事だった。
木虎「！？」
三雲「え…」
A「私はそこまで弱くないよ。強いて言えば君より強い」
木虎「なっ…！？」
A「それに、A級だろうとなんだろうと遅れてきた私たちにとやかく言う権利はないよ。調子に乗ってるのは……どっちかな？」
木虎「……っ」
目を細めて笑えば言葉に詰まる木虎。それを見た私は木虎から離れてイーグレットを肩に担ぐ。
A「あと、年上には敬語使えよ〜？木虎♪」
木虎「え…？」
嵐山「Aさんは21だぞ」
木虎「！？」
嵐山「それにAさんが強いのは事実だ。B級だが実力はA級。俺たちよりずっと強いぞ」
A「お前か、言いふらしてんのは」
嵐山「？ Aさんのこと知らない人が多いので話したりはしてますよ！」
A「それを言いふらしてるって言うんだよ嵐山」
嵐山「え？」
A「え？」
嵐山「ダメでした…？」
A「……ゼンゼン、ダイジョブ」
嵐山「それはよかったです！」
A「(……絶対余計なことまで言いふらしてそう…)」
はぁ……、と肩を落としたAだった。
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大福モチ(プロフ) - 蒼羽さん» 返信遅くなりすみません！コメントありがとうございます！！更新は不定期ですが楽しんで頂ければ嬉しいです！ (12月29日 6時) (
レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽 - 面白くて一気に読んじゃいました。更新楽しみに待っています。 (2023年2月13日 17時) (レス) id: d32aa8ae94 (このIDを非表示/違反報告)
大福好き(プロフ) - メガネしか勝たんさん» ありがとうございます！！嬉しいお言葉……() はい！頑張ります！ (2023年1月18日 9時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
メガネしか勝たん - 更新お疲れ様です！今回もとっても好き……ニヤけがとまりませんなぁ…()次回も楽しみにしてますね！ :D (2023年1月17日 19時) (レス) @page32 id: f85e9a6557 (このIDを非表示/違反報告)
大福好き(プロフ) - メガネしか勝たんさん» いつもコメントありがとうございます！！めっちゃめっちゃ嬉しいです！！！！((殴 そう言って頂けて嬉しすぎて爆発します() はい！頑張ります！！ (*/▽＼*)ｷｬｯ((殴 (2023年1月12日 22時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2023年1月4日 16時
