Episode.２ ページ6
Aside
「嵐山隊だ……！」
「A級隊員だ！」
A「うわやばっ…！」
三雲「え？」
来たのが嵐山隊だとわかると左手に持ったままの孤月をすぐさま解除した。なぜなら、私はスナイパーってことになっているため孤月を持っているのを見られたら確実に終わる。よくてオールラウンダー……悪くてパーフェクトオールラウンダーってことがバレる。
嵐山は負傷者を確認するとこちらに気づいたのか声をかけてきた。
嵐山「あ、Aさん！」
A「よっ、嵐山」
嵐山「これ、Aさんがやったんですか？」
A「いや、私がやったのはあの2体だけだよ」
後ろにいるモールモッドを指さしながら言う。
嵐山「じゃあ…一体誰が……！？」
A「……」
すると誰かがこちらに歩いてくる。三雲だ。
嵐山「君か……？」
三雲「C級隊員の三雲修です。他の隊員を待っていたら間に合わないと思ったので……自分の判断でやりました」
嵐山「C級隊員……！？」
木虎「C級……！？」
A「C級……ね」
それを聞くと既に倒されていたモールモッドのところへ向かい、モールモッドの傷を確かめた。
A「(C級のトリガーで弱点を一撃……か)」
それだけ確かめると嵐山たちのもとへ戻った。するとどうやら時枝が現場調査に向かうらしい。
A「とっき〜！今から行く感じ？」
時枝「そうです」
A「んじゃ私も行くよ。確かめたいことがあるし」
時枝「わかりました」
とっきーと共に校舎内へと入っていく。とっきーが私のことを知っているのは前に嵐山に言われ、会ったことがあるからだ。とっきーによれば私のことは嵐山から聞いていたらしい。そんなこと一度も聞いたことないが。もちろん佐鳥はスナイパーで一緒だから知り合いではあるが、木虎は私が一方的に知っている感じだ。
時枝「Aさん、確かめたいことってなんですか？」
A「いやぁ、よくわからないんだよね。気のせいかもしれないし」
時枝「そうなんですね」
その後とっきーとは別れ、それぞれ調査を始める。私は周囲を確かめながら廊下を歩いて行く。奥へと進んで行き、階段に差し掛かった時だった。何かの気配を感じ、バッとそちらを見る。暗くてよく見えないが何かいる気がする。それを見た瞬間、イーグレットを構えて撃った。だがそのナニカには当たらず、どこかへと姿を消した。
A「……(今のなんだ？よく見えなかったが…気のせいか)」
何かいた証拠もないため、既に調査が終わったとっきーと合流して外へ向かう。
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大福モチ(プロフ) - 蒼羽さん» 返信遅くなりすみません！コメントありがとうございます！！更新は不定期ですが楽しんで頂ければ嬉しいです！ (12月29日 6時) (
レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽 - 面白くて一気に読んじゃいました。更新楽しみに待っています。 (2023年2月13日 17時) (レス) id: d32aa8ae94 (このIDを非表示/違反報告)
大福好き(プロフ) - メガネしか勝たんさん» ありがとうございます！！嬉しいお言葉……() はい！頑張ります！ (2023年1月18日 9時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
メガネしか勝たん - 更新お疲れ様です！今回もとっても好き……ニヤけがとまりませんなぁ…()次回も楽しみにしてますね！ :D (2023年1月17日 19時) (レス) @page32 id: f85e9a6557 (このIDを非表示/違反報告)
大福好き(プロフ) - メガネしか勝たんさん» いつもコメントありがとうございます！！めっちゃめっちゃ嬉しいです！！！！((殴 そう言って頂けて嬉しすぎて爆発します() はい！頑張ります！！ (*/▽＼*)ｷｬｯ((殴 (2023年1月12日 22時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2023年1月4日 16時
