Episode.２３ ページ27
Aside
迅「最近、
太刀川「そりゃ無理だ……と言ったら？」
迅「その場合は仕方ない。実力派エリートとして、かわいい後輩を守んなきゃいけないな」
A「右に同じでーす」
三輪「…………」
太刀川「なんだ、迅。いつになくやる気だな」
風間「……」
A「……」
当真「おいおいどーなってんだ？迅さんとAさんと戦う流れ？」
風間「『模擬戦を除くボーダー隊員同士の戦闘を固く禁ずる』。隊務規定違反で厳罰を受ける覚悟はあるんだろうな？迅、A」
迅「それを言うなら、うちの後輩だって立派なボーダー隊員だよ。あんたらがやろうとしていることもルール違反だろ、風間さん」
風間「……！」
三輪「「立派なボーダー隊員」だと……！？ふざけるな！ネイバーを匿ってるだけだろうが！！」
A「ネイバーを入隊させちゃダメっていうルールはないよ」
迅「正式な手続きで入隊した正真正銘のボーダー隊員だ。誰にも文句は言わせないよ」
三輪「なん……」
太刀川「いや、迅。お前の後輩はまだ正式な隊員じゃないぞ」
三輪「！」
太刀川「玉狛での入隊手続きが済んでても、正式入隊日を迎えるまでは本部ではボーダー隊員と認めてない」
A「……」
太刀川「俺たちにとってお前の後輩は、1月8日まではただの野良ネイバーだ。仕留めるのになんの問題もないな」
三輪「…………」
迅「へぇ……」
A「……(あ"？)」
迅「……(怒ってる…気がする…)」
A「……」
風間「邪魔をするな、迅、A。お前たちと争っても仕方がない。俺たちは任務を続行する。本部と支部のパワーバランスが崩れることを別としても、ブラックトリガーを持ったネイバーが野放しにされている状況は、ボーダーとして許すわけにはいかない。城戸司令は、どんな手を使っても玉狛のブラックトリガーを本部の管理下に置くだろう。玉狛が抵抗しても遅いか早いかの違いでしかない。おとなしく渡したほうがお互いのためだ……それともブラックトリガーの力を使って、本部と戦争でもするつもりか？」
A「……へぇ…どんな手を使っても、ねぇ。それは見てみたいものだねぇ。やってみなよ…やれるものなら」
スッ…と目を細めて薄く笑みを浮かべれば、風間は睨むように私を見る。
風間「……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 282人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
大福モチ(プロフ) - 蒼羽さん» 返信遅くなりすみません！コメントありがとうございます！！更新は不定期ですが楽しんで頂ければ嬉しいです！ (12月29日 6時) (
レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽 - 面白くて一気に読んじゃいました。更新楽しみに待っています。 (2023年2月13日 17時) (レス) id: d32aa8ae94 (このIDを非表示/違反報告)
大福好き(プロフ) - メガネしか勝たんさん» ありがとうございます！！嬉しいお言葉……() はい！頑張ります！ (2023年1月18日 9時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
メガネしか勝たん - 更新お疲れ様です！今回もとっても好き……ニヤけがとまりませんなぁ…()次回も楽しみにしてますね！ :D (2023年1月17日 19時) (レス) @page32 id: f85e9a6557 (このIDを非表示/違反報告)
大福好き(プロフ) - メガネしか勝たんさん» いつもコメントありがとうございます！！めっちゃめっちゃ嬉しいです！！！！((殴 そう言って頂けて嬉しすぎて爆発します() はい！頑張ります！！ (*/▽＼*)ｷｬｯ((殴 (2023年1月12日 22時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：大福モチ | 作成日時：2023年1月4日 16時
