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Aside
A「……あのワープ使いは黒い棘のようなもので攻撃してくる。あれは多分どこからでも出てくるだろうから警戒しつつ、私は本体を斬る。鋼は周りのトリオン兵を頼む」
村上「！1人じゃ危険だ、俺も＿」
A「鋼」
村上「！」
A「私に任せて」
村上「……だが、」
A「大丈夫。無茶はしないから」
村上「……わかった」
A「ありがと、鋼」
私たちはそれぞれ女のネイバー、トリオン兵へと走り出した。
ミラ「あら、あなた1人？」
A「そうだけど。悪い？」
ミラ「いいえ。あなた1人なら捕らえやすいわ」
A「……(捕らえる？私を？アフトクラトルの狙いはC級隊員だろ？だったらなぜ…)」
ミラ「戦闘中に考えごとかしら？」
A「っ！」
下から黒い棘が出てきて私を襲う。だがギリギリ避け、無傷だった。
ミラ「……生憎、あなたに構ってる時間はないの。すぐ終わらせるわ」
A「……ハッ、言ってろ。ワープ女」
ミラ「……」
屋根の上で激しい攻防戦が続く。再び黒い棘が襲いかかり、ジャンプしてそれを避ける。そのときに下に降りてしまった。ここには鋼がいるのに…。
A「……チッ」
ミラ「あら、もうお終いかしら？」
A「……黙れ、ワープ女」
村上「A」
A「！鋼！？なんで…」
村上「俺も戦う。2人のほうが動きやすいだろ？」
A「……そうだね。頼んだよ、鋼」
村上「あぁ、任せろ」
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作者名：大福モチ | 作成日時：2022年11月3日 13時
