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Aside
太刀川「迅の予知だと、どの未来でもAが死ぬ」
忍田『！？』
鬼怒田『何ぃ！？Aが！？』
城戸『……』
A「……」
村上「っ！？」
A「…私は大丈夫だよ。死ぬってわかってるんだ。さすがに引き際はわきまえてる」
太刀川「ダメだ」
A「！」
太刀川「俺はコイツを守んなきゃならない。迅に頼まれたんだ。俺はコイツを守る」
A「……忍田さん。多分もう何言っても聞かないので、私からもお願いします」
忍田『……わかった。Aも慶と共に東部地区のトリオン兵の排除だ。人型がC級や市民を狙って市街へ向かった場合は、交戦を許可する。お前たちが斬れ』
太刀川「太刀川、了解」
A「A、了解」
忍田『慶。……死ぬ気で守れ』
太刀川「！…了解」
太刀川が走り出し、私もついて行こうとする。すると、鋼が呼び止めた。
村上「あの！」
A「…鋼？」
太刀川「ん？」
村上「俺も…行っていいですか」
太刀川「あぁ、いいぞ」
村上「！」
太刀川「いいですよね、忍田さん」
忍田『あぁ、問題ない』
太刀川「…だそうだ」
村上「…ありがとうございます」
A「鋼がいれば安心する」
村上「あぁ、必ず守ってみせる。絶対に死なせない」
A「……うん、ありがとう」
そう笑ってみせる。どこかで“胸騒ぎ”がしたのを、隠すかのように…。
＿＿＿＿＿いよいよ未来が動き出す
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作者名：大福モチ | 作成日時：2022年11月3日 13時
