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10話 ページ12

貴)政宗様、これ当たりですね…匂いが今川そのものです。


政)ほんとお前の鼻はよく効くな…ん?あれは誰だ。


今川を追いかけていると、馬車の上に誰かが乗っているのがわかった。


そいつは、既に今川を捕まえているようだった。


?)これが本物のようですね…頂いて行きますね…


政)舐めた真似しあがって!


すると、馬車から変な煙が出て来た。


あれは、毒の入っている煙だ。


私は、お面をして口元を隠した。


人体には、あまり害はないが、動物とっては、毒だ。


勿論、私にもよく効く毒だ。


政宗の馬は、毒が効いたのか倒れてしまった。


貴)政宗大丈夫か?


政)嗚呼、大丈夫だ。行くぞ…


私達は、森の抜けた先を目指した。


そこは、とても開けていた。


そして、今川の時に感じた沢山の人間の匂いが あった。


同時に、雨がすごい強さで降って来た。


雷も鳴り出して、崖の上にいる人影をくっきりと映し出した。


そこに居たのは、織田信長…第六天魔王だ。


そして、その下には、濃姫、明智、蘭丸の三人がいた。


明智は、釜に今川を吊るしていた。


そこから、想像できた事…‘死’…だ。


信長が今川の頭に銃口を向けた。


バアッン!!


信長の銃が火が吹いた。


死んだ今川が落ちて来て、関節があちこちに向いていた。


もう一度、彼奴を見た時私は侮辱された気分だった。


彼奴の目は、人の命を軽く見ていた。


私は、今までにないほどの怒りに満ちた。


私は風雅と雷牙を持ち構えた。


小)待て、瑛里華!落ち着け!


私はそれを無視し、前に出た。


私は今とても冷たい目をしていると思う。


信)ふん…楽しみだ。


そう言って織田軍は去っていった。


貴)ごめん小十郎、身体言うこと聞かなかった。


小十郎は駆け寄って来て、急に抱き締めた。


貴)こ、小十郎?!


小)お前を失ったかと思った…


小十郎はそう言った。


私は、小十郎をそんな思いにしてたんだ…


貴)ごめん…本当にごめんなさい…


小)お前が行きていればそれでいい…


ほんと、小十郎は過保護な所ある。

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作者名:水銀 | 作成日時:2018年4月2日 22時

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