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思い出した。
あの時の不思議な少年くん！！←25、26参照。
S「こいつ、しょっちゅう倒れるからさ(笑)
何となく慣れちゃったんだよね(笑)」
ああ、それであんなに冷静だったのね…
その時、
「………んっ…。」
少年がゆっくりと目を開けた。
S「かぁーず。目覚めた？」
かずと呼ばれたその少年の瞳が翔くんを捉える。
K「あ……。しょ〜お…」
翔くんの顔を見たとたんに甘えた声を上げて手を伸ばす少年。
S「身体弱いんだから1人でこんなとこまで来ちゃだめじゃん。」
K「やぁ…。ちゃんと『ニノ』が連れてきてくれたもん……」
S「待ってる途中で戻っちゃったら意味ないじゃん…。」
K「だって……。」
そう言うやいなや涙目をなるかずとよばれる少年。
あれ、この前会ったときと雰囲気が……。
ていうかニノって誰。
S「あ〜。わかったわかった。わかったから泣くなって。とりあえずニノと変われる？少し話がしたいな。」
K「うん……。」
話について行けなくて戸惑ってるとかずはまた目を閉じてしまった。
S「智くん。ごめんね。」
O「ん？なにが？」
S「ちゃんと説明するから。」
O「……かずって子、おいらがこの前会った時とは随分雰囲気が違ったんだよね…。」
S「…この子の名前はね、二宮和也。中学3年生だから、智くんの3つ年下かな。
……智くんが見たのはこっちの二宮和也でしょ？」
もう一度…和くんを見つめる翔くん
と思ったら軽く頭を叩いて
S「いつまで寝たふりしてんの。ニノ。」
と言った。
──さっきまで和って言ってなかった？
K「はぁ。────やっぱばれてました？」
クスクス笑いながら起き上がる少年。
O「…あ、あん時の…。」
K「あぁ(笑)大野さんじゃないですか(笑)
どうもお久しぶりです。」
S「智くんに触るなっ！！」
おいらに触れようとした二宮和也の手を振り払って抱きついてくる翔くん。
か、可愛い……///
K「なんかにやにやして気持ち悪いですよ。
おじさんみたいで。」
O「だっ…だれがおじさんだしっ！」
ぼそっと言ってくる二宮和也にカチンときて大きな声で言い返す。
S「さ、智くん…？」
ぎゅうっと抱きついていて二宮和也の声が聞こえなかったのかおいらの声にびっくりしてしまった翔くん。
O「あっごめんね耳元でうるさかったよね…。」
S「大丈夫だよ(笑)びっくりしたけど(笑)」
K「翔さん。」
30 Ninomiya Kazunari-1→←28 --2
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black-swan(プロフ) - ARASICK♪娘さん» こんな駄作を読んでくださって嬉しいですっ！本当にありがとうごさいます(。>д<)！ほんとに更新遅くてごめんなさい(;o;)これからも頑張らせていただくのでぜひ読んでいただけると嬉しい限りでごさいます(・ω・｀=)ゞ (2014年9月16日 1時) (
レス) id: 3315b8be4c (このIDを非表示/違反報告)
ARASICK♪娘 - 超面白いです！更新頑張ってくださいね！いつも続き楽しみにしてます♪ (2014年9月15日 22時) (レス) id: 5910c4ed8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：black-swan | 作成日時：2014年9月12日 0時
